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2017/12/23

もうすぐ出産、今から新生児メレナを予防する方法は?

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

もうすぐ出産、今から新生児メレナを予防する方法は?

知人の子どもが新生児メレナで大変だったため、もうすぐ生まれるわが子が心配だというプレパパからの相談です。今から行える予防方法を知りたいという質問に対し、医師や看護師はなんと答えているでしょうか。

プレパパからの相談:「新生児メレナの予防法」

もうすぐ出産予定の妻がいます。我が子ともうすぐ会えるのかと思うと楽しみで仕方ないのですが、以前知人の子どもが新生児メレナと診断されていたのを思い出しました。大変な様子だったのを覚えていますし、自分の子どもがそういったものにならないか、五体満足で生まれてきて欲しい気持ちでいっぱいです。予防できる方法などは今からでもありますか。できることがあれば実行したいですし、母子ともに無事に出産してもらいたいと願うばかりです。(20代・男性)

ビタミンKの補充と病原体対策が大切

新生児メレナの原因はさまざまあり、すべてを予防することは難しいようです。とはいえ、ビタミンK不足とウイルス・細菌感染という2つの原因については、ビタミンKの補充と病原体対策をしっかり行うことで予防できるとアドバイスがありました。

新生児メレナというのは、新生児に発症する消化管出血を全般的に指す病名です。新生児メレナ(消化管出血)を起こす疾患は、非常に千差万別です。例えば新生児はビタミンKと呼ばれる物質が不足しがちであり、そのことが原因となって消化管出血を起こすこともあります。また、ウイルスや細菌に感染することで胃腸炎を起こし出血に至ることもあります。(小児科専門医)
すべての病気を予め予防することは難しいのですが、先に挙げた2つの病気に関しては予防することが可能です。前者に対しては定期的なビタミンKの補充をすることが推奨されていますので、健診の際にしっかり実践していただくことが重要です。後者については、周囲の大人が手洗いうがいをしっかり行い家に胃腸炎の病原体を持ちこまないことが有効です。(小児科専門医)

普段からよく観察し、早期発見・早期治療を

予防を心がけていても消化管出血が起こる場合もあるようです。普段から赤ちゃんの体調をしっかり観察し、早期発見と早期の受診・治療に努めることが勧められています。

出来る範囲のことをしていても消化管出血を不意に起こすこともありますので、その際には早期に受診して治療を受けて下さい。(小児科専門医)
これ以外には、出血性胃炎・感染性腸炎・消化管潰瘍・腸回転異常症など、消化器管の何らかの病気が原因で起こることもあります。これらの病気は原因が解明されていないものもあり、はっきりとした予防法が無い場合もあります。その場合、早期発見・早期治療が重要になります。嘔吐物の性状や色・便の性状や色(血便の有無)・腹部膨満の有無・機嫌の良し悪しなど、普段から赤ちゃんの体調を観察することが大切です。(看護師)

新生児メレナの原因のうち、ビタミンKの不足と病原体感染に対しては、ビタミンKの補充と病原体対策に努めることが予防につながるとアドバイスされています。ほかにもさまざまな原因が考えられるため、予防に努めていても出血が起こる場合がありますが、普段から赤ちゃんの体調をよく観察し、早期発見・早期治療を心がけることが勧められています。


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