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2017/12/14

1歳未満児の1700万人が基準値6倍の汚染地域に暮らす

この記事の監修/執筆

ニュース編集部

1歳未満児の1700万人が基準値6倍の汚染地域に暮らす

有害な空気を吸うと脳の発達を危険に晒す

ユニセフが12月6日に発表した最新の報告書の中で、世界の1歳未満児約1,700万人が国際的な大気汚染の基準値を6倍を上回るレベルの汚染された大気の地域に暮らしていることを伝えています。

1歳未満児が有害な空気を吸うことで、脳の発達を危険に晒すことになります。これらの子どもの4分の3にあたる1,200万人は南アジアで暮らしています。

PM2.5を吸い込むことで脳の細胞を損なう可能性

『大気汚染の危険:子どもの脳の発達に及ぼす影響』では、微小粒子状物質(PM2.5)を吸い込むことが脳の細胞を損ない、認知的な発達を妨げ、生涯にわたる影響を及ぼす可能性があることを指摘しています。

さらに報告書では、衛生画像を使い、WHO(世界保健機関)が定めた大気汚染物質(PM2.5)の基準値(10μg/m3)を6倍上回る汚染レベルの地域で暮らす乳児のうち、最大の数の1,220万人が、南アジアの地域に暮らしていることを明らかにしました。

大気汚染から子どもを守る

また、報告書の中で、大気汚染が子どもたちの発達途中の脳に及ぼす影響を削減するための緊急的な行動を伝えています。両親が家の中で、子どもたちがタバコ製品や調理用ストーブ、暖房用ストーブが排出する有害な煙への露出を抑えるためにできることが提案されました。

参考サイト

公共財団法人日本ユニセフ協会 プレスリリース(PRITMES)


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