生理不順

2017/12/25

高校の頃からの生理不順…妊娠は?閉経への影響は?

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

高校の頃からの生理不順…妊娠は?閉経への影響は?

長期にわたる生理不順は今後、どのような影響を与えるのでしょうか。今回は20代の女性からの相談です。学生時代から生理不順だった相談者さんですが、数カ月も間があいて来ることもあり、その際は酷い腹痛を伴うといいます。妊娠できるのか、閉経は早いのかと悩む彼女に専門家からはどんな回答が寄せられたでしょうか。

生理不順についての相談:「長期の生理不順の影響について」

初潮は中学生の時でしたが、高校で部活に入ると生理が遅れ始め、半年後に止まってしまいました。3年生になって再開しましたが、2カ月に1回などで生理不順が続きました。現在は結婚し、妊娠を望んでいますが、仕事や日常のストレスで、時々生理が止まり、数カ月後に来た時は酷い腹痛を伴います。このまま生理不順が続いた場合、閉経も早いのでしょうか。(20代・女性)

長期にわたる生理不順は不妊症や早期閉経の原因になることも

長びく生理不順は不妊症の原因になることがあるようです。閉経が早まる可能性もあるとの声もありました。

正常な生理は25~38日周期で、生理期間は3~5日程度とされ、短すぎても長すぎても異常と考えられます。ストレス等で一時的に生理周期が乱れても、その後、定期的に来るのであれば心配ありませんが、常に数カ月に1回であれば治療した方が良いでしょう。生理不順の主な原因は、無排卵・黄体機能不全が考えられ、将来的に不妊症になることもあり、黄体機能不全では閉経が早まることもあります。(看護師)
高校生の生理不順の原因には、身体が未発達のため、女性ホルモンの分泌が安定しないことが考えられます。過度な運動・ダイエット・肥満・生活習慣の乱れ(食生活・睡眠習慣など)・精神的ストレス等も原因となり、これらは成人女性にも当てはまります。大きな問題が無ければ身体の成熟とともに生理周期も安定していきますが、現在も続いているのであれば、何らかの問題が隠れている可能性もあります。(看護師)

基礎体温を測定し病院で相談を。健康的な生活習慣を心がけて

健康的な生活習慣を心がけ、基礎体温を測定して病院を受診するのが良いとのアドバイスが寄せられました。

規則的な生活を心がけ、睡眠をしっかり取って、ストレスや疲れを溜めないようにしましょう。出来れば基礎体温を測り、排卵の有無や生理周期をチェックして下さい。基礎体温はわずかな体動でも変動するので、正しい方法で3カ月測定して、病院を受診して下さい。3カ月は測定しないと診断の目安になりません。(看護師)
生理は女性ホルモンの分泌によってコントロールされ、女性ホルモンは自律神経の影響を大きく受けます。自律神経は、生活習慣・運動・疲労などの影響を受けるため、ストレスや睡眠不足、食生活の乱れ、冷え等がないか、まずは生活習慣を見直しましょう。(看護師)
生理痛が酷い場合、子宮内膜症などの問題がある可能性もあります。仕事や日常生活に支障が出るほどの腹痛や、寝込むほど重い生理痛がある場合は病院を受診しましょう。基礎体温を測定すると女性ホルモンの状態を間接的に確認でき、診察の助けになります。3周期分チェックして病院へ持参すると良いでしょう。(看護師)

長期にわたる生理不順は不妊症や早期閉経の原因になることがあるようです。基礎体温を測定し、グラフを病院に持参して相談するのが良いとのアドバイスがありました。


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