貧血

貧血に効果のある食べ物って?

貧血が鉄欠乏による場合、鉄分をしっかり摂ることが重要です。鉄分が豊富だとして良く知られているのはレバーですが、レバー以外にも貧血に効果のある食べ物はあるのでしょうか。医師や看護師さんに聞きました。

7カ月の子どものママからの相談:「貧血が酷い。レバー以外で貧血に効果のある食べ物を教えて欲しい」

昔から貧血で、座ってる状態から立ち上がったり、酷い時は座っている状態でも頭がフラっとします。貧血が酷いなと思った時はレバーを食べたりしますが、下処理に手間が掛かるのでもっと気軽で効果があり、体に優しい食べ物があれば教えて下さい。また、食べ物の組み合わせで貧血に悪い食べ物があれば、併せて教えてください。(30代・女性)

鉄分とビタミンを一緒に摂りましょう!

鉄分の不足を補うためには、鉄分だけを重点的に摂るよりも、他の食品とバランス良く組み合わせて摂取する事が鍵です。

鉄分は色々な食材に含まれています。ヘム鉄(レバー・魚介類・肉類など)と非ヘム鉄(小松菜・ほうれん草・大豆・ひじき等)があり、どちらもバランス良く摂らなければなりません。例えば、小松菜とジャコの和え物・ひじきと大豆の煮物・ほうれん草と豆腐の味噌汁・小松菜とアサリのパスタなど、色々な食材を組み合わせて工夫すると良いでしょう。(医師)
造血の材料となる良質のタンパク質・造血を助ける葉酸(レバー・魚介類・たまご・チーズ等)・ビタミンB12(レバー・大豆・ほうれん草など)・鉄の吸収を助けるビタミンC(イチゴ・みかん・レモン果汁)を一緒に摂取すると良いです。特に、レバー・大豆製品・魚類・ほうれん草・ブロッコリー等は、貧血改善に必要な栄養素が重複して含まれ、鉄分を効率良く摂取出来ます。(看護師)
鉄分は吸収されにくくビタミンCと一緒に摂ると効果的ですから、食後に果物を摂ると良いでしょう。イチゴ・マンゴー・ライチ等には、造血を助ける葉酸が含まれ、ドライフルーツには鉄分が多く含まれます。(医師)
1日で鉄分を取ることはできません。日々の食事から継続して摂取する必要があります。下処理が面倒だったり時間がかかる場合は、レバーペーストを活用してみてはいかがでしょうか。(助産師)

タンニンを含む物は避けた方が良い

鉄分の吸収を妨げる食品には要注意です。「タンニン」という成分が含まれる飲み物や果物があるようです。

コーヒー・緑茶・ウーロン茶・お酒は、鉄の吸収を阻害します。授乳中に関わらず、普段から摂取を避ける事が望ましいでしょう。(看護師)
干し柿にはタンニンが含まれており、タンニンは鉄分の吸収を妨げます。緑茶・コーヒー・紅茶もタンニンが含まれていますから、食後30分以降に飲んでください。(医師)

貧血の症状が酷い場合、医療機関で相談を!

産後は特に鉄欠乏性の貧血になりやすく、病院で治療を受ける事が必要なほど貧血が進んでしまうこともあります。

産後は、出産による出血・授乳による栄養不足・不規則な食習慣・睡眠不足などにより鉄欠乏性貧血になりやすく、母乳育児の場合赤ちゃんも貧血になる可能性があります。もし貧血症状が酷い場合は、鉄剤の内服が必要だったり、鉄欠乏以外の原因が隠れている可能性もあります。放置せず、一度専門医に相談しましょう。(看護師)

専門家によると、鉄分の吸収を良くする事が鍵です。貧血に効果のある食べ物としては、レバー以外にも大豆製品・魚類・ほうれん草・ブロッコリー等があります。ビタミン等もバランス良く摂取しましょう。


2018/01/17

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