貧血

11カ月の子どもの貧血対策は、どうすれば良いの?

1歳前後になると、子どもは食事から栄養を摂れるようになります。しかし、食の細い子や離乳食よりおっぱいが好きなお子さんは、貧血になりやすい傾向があります。どのように対処出来るか専門家に聞きました。

11カ月の子どものママからの相談:「食欲がなく体重の増加が遅い。貧血対策を教えて」

生後11カ月になり離乳食も後期に入りましたが、あまり食欲がなく体重もそんなに増えません。栄養不足が気になり、フォローアップミルクを飲ませていますが、母乳が好きでミルクを飲みたがりません。顔色も白っぽく、目の下がうっすらと黒くなっています。貧血かと思い、レバーやほうれん草を離乳食に入れていますがあまり食べません。遺伝でしょうか。赤ちゃんの貧血対策はどうしたら良いでしょうか。(30代・女性)

離乳食後期の1歳前後の子どもは、貧血になりやすい

1歳前後の子どもは、活動量が増え鉄分を消費する一方で、未だ食事から十分な栄養を取れないために、貧血になりやすいようです。

溶血性貧血や再生不良性貧血などのように、先天性の貧血でなければ貧血は遺伝しません。小さい子どもの貧血の原因は、鉄分不足がほとんどで、生後9カ月を過ぎると、ママからもらった鉄分が不足してくるため貧血になりやすいと言われています。(医師)
離乳食後期に母乳育児の赤ちゃんは、鉄欠乏性貧血になりやすい傾向があります。赤ちゃんが母体から受け取り貯蔵している鉄分は、生後6カ月以降から底をつきます。また、1歳ではまだ鉄分の多い食材を十分に食べられないので、おっぱいが好きで離乳食があまり進まない・元々食の細い赤ちゃんの場合、身体が大きくなり活動量が増え鉄分が必要なこの時期に、貧血になる事が多いようです。(看護師

離乳食はバランス良く食べさせて

11カ月の子どもの場合は、離乳食から鉄分を摂取出来るように助けてあげるのが最善のようです。鉄分を含め全ての栄養素を、バランス良く摂取出来るよう工夫が必要でしょう。

離乳食は、レバーやほうれん草に限らず、肉類・魚介類・大豆製品・果物などをバランス良く食べさせてください。フォローアップミルクは無理に勧めず、母乳を欲しがる時に母乳を飲ませてください。出来れば離乳食中心が理想です。鉄分を強化したベビーフードや、幼児用のお菓子もあります。また栄養のある母乳を作るために、ママもバランスの取れた食事で、鉄分・葉酸・ミネラルを多めに摂ってください。(医師)

様子を見て一度受診を!

お子さんが貧血かどうか、一度検査を受けてみても良いかもしれません。貧血が進んでいる場合は、鉄剤の内服を勧められる事もあります。

食事量が増えない時期は、鉄剤で補充する事も一つの方法です。元気がない・顔が青ざめている・爪が変形している等の症状がある場合は、重度の貧血である可能性があり、鉄不足以外で貧血を引き起こす病気が隠れていることもあるので、病院を受診しましょう。(看護師)

離乳食後期の時期は鉄分が不足しやすく貧血になりやすいので、ママは対策が必要です。主に離乳食から鉄分や他の栄養分をバランス良く摂り入れるのが一番ですが、一度病院で検査を受ける事も必要かもしれません。


2018/01/21

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