二人目不妊

排卵誘発剤を処方してもらえないケースがあるのはなぜ?

体外受精で授かった、妊娠5カ月のプレママからの質問です。体外受精に至る前の段階で、排卵誘発剤を処方してもらえなかった理由が気になる、第2子の妊活についても心配している、という悩みに対し、専門家の答えを見てみましょう。

妊娠5カ月のプレママからの相談:「生理不順の場合、排卵を促す薬は処方されないのですか?」

現在、妊娠5カ月になりますが、体外受精で授かりました。元々生理不順が酷いためタイミングが掴めず、体外受精に至りましたが、タイミング法での治療の際、排卵を促す薬は出してもらえず、それについての理由が気になります。薬は副作用が大きいからでしょうか。2人目も欲しいと思っていますが、同じようにタイミング法では難しいでしょうか。(20代・女性)

リスクもあるため最初は使用しない方針の医師も

排卵誘発剤の使用により、多胎妊娠や卵巣過剰刺激症候群、子宮粘膜が薄くなるなどの副作用が出る可能性もあるようです。そのため、安易に使用しない方針の医師もいるという指摘がありました。

排卵誘発剤の目的は、卵巣を刺激し成熟した卵胞の数を増やし、良質な卵子を育てることで、不妊治療には幅広く使用されています。生理不順でしたら、排卵障害の治療目的でも使用すると思うのですが、排卵を促して妊娠率が高くなる一方、多胎妊娠の可能性もあるので、タイミング法や人工受精でも、最初の数回は排卵誘発剤を使用しない方針の医師もいるようです。(看護師)
また、相談者さんの年齢から卵子が老化しているとは考えにくく、排卵誘発剤を使用しなくても、良質な卵子が排卵されていると判断されたのではないでしょうか?(看護師)
排卵誘発剤にも副作用はあります。卵巣過剰刺激症候群がその代表です。副作用が出た場合には直ちに投与が中断されます。また、子宮内膜が薄くなったり、子宮頸管粘液が少なくなるといった副作用が出る場合もあります。また、内服薬の服用と注射投与では副作用の程度も異なりますし、種類によっても異なります。(看護師)

2人目のことは産後の状況を見て検討を

第2子を希望する場合、生理不順の改善は必須のようですが、産後に体質が変わり生理不順が改善するケースもあるため、今は心配しすぎず、産後の様子を見て検討することが勧められています。

次のお子さんを希望されるのでしたら、生理不順を改善しないと自然妊娠は難しいと思われます。産後に生理不順が改善される場合もありますので、産後の生理の状況を見て検討してください。(看護師)
今は1人目の妊娠活動・出産に集中し、産後生理再開時の基礎体温と生理周期を注意してみていくと良いでしょう。(看護師)

排卵誘発剤にも多胎妊娠や卵巣過剰刺激症候群などのリスクがあり、最初は使用しない方針の医師もいるようです。出産を機に生理不順が改善されることもあるため、第2子のことは産後の状況を見て検討するようにというアドバイスでした。


2018/01/25

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