睡眠不足

胎動が気になって眠れない…どんな体勢で眠ればよいの?

胎動が気になるうえ、お腹が大きくなってよい体勢が見つからず、眠れていないという悩みが寄せられました。妊娠中の不眠について、専門家はなんとアドバイスしているでしょうか。

妊娠6カ月のママからの相談:「妊娠中期の不眠について」

妊娠中期に入り胎動も分かり始め、お腹も少し出るようになってきました。夜寝る時にボコボコ動き気になって眠れません。そして、お腹が出てきた分、仰向けで寝れず横向きで寝ているのですが、なかなかいいポジションが見つからず何時間もゴロゴロしています。抱き枕などを試してはいるのですが、なかなか眠れません。少しのことでも気になり眠れません。こういうものなら仕方ないと乗りきりますが、まだパートもしているため、睡眠が取れないとキツイものがあります。(30代・女性)

シムス位で目を閉じてリラックス

一般的に妊婦さんにおすすめの体勢としてシムス位が紹介されています。眠ろうと焦るのではなく、目を閉じてリラックスするとよいようです。

人それぞれ寝やすい体勢がありますから、いつもと違った体勢では眠りにくいと思います。どんな体勢でもいいので、少しでも楽に出来る体勢を見つけてください。一般的に妊婦さんはシムス位が楽な体勢といわれています。左右どちらでもいいので、横になって上にある足の膝を軽く曲げます。この時に、抱き枕を抱いて、膝の下にクッションを入れるといいです。(看護師)
眠ろう眠ろうとすると、逆に脳が興奮しますから、目を閉じてリラックスしてください。寝る前に温かい牛乳を飲んだり、静かな音楽をかけたり、入浴後で身体が温かいうちに、布団に入るようにしてください。アロマは妊婦さんには使わない方がいいものがあるので、注意してください。人間の体内時計は25時間で動いていますから、少しずつ生活のリズムが崩れていきます。朝の光を浴びて、体内時計をリセットしてください。(看護師)
赤ちゃんは昼間も同じように動いているのですが、夜寝静まっている環境だと、ママ自身が胎動に意識が向きやすくなります。気をそらすためにも、ヨガやマッサージ、リラックスする音楽を聴くなど、ママの好きなことを取り入れてみてはいかがでしょう。(助産師)

割り切りも必要、休息時間の確保を

夜眠れないことがストレスにならないよう、割り切ることも提案されています。胎動が活発な時間をコミュニケーションタイムにしてしまうことや、家族の協力を得て日中に休息をとることもひとつの方法です。

胎児は、20分起きて20分寝るというサイクルで覚醒と睡眠を繰り返しています。そのサイクルにお母さんが合わせてあげるしかありません。胎動を感じる時間を赤ちゃんとのコミュニケーションの時間と考え、お腹をマッサージしてあげたり話しかけてあげると良いでしょう。(看護師)
夜に十分に睡眠をとることをあきらめるのも、ストレスを貯めない方法の一つです。パートの時間を減らすことができないのであれば、家事の時間を減らして休息の時間にあてましょう。朝、ダンナさんと一緒に起きなければならないのであれば、妊娠中だけお願いして寝坊をさせてもらうと良いでしょう。全てをこれまで通りにこなそうとすることで、 疲労とストレスが貯まります。家族の協力を得ながら、休息の時間を確保しましょう。(看護師)
パートの休憩時間に15分程度仮眠を取ることも大切です。妊娠前よりも身体的に負担が大きいです。ちょっとした時間でも体力回復に努めてみてはいかがでしょうか。(助産師)

眠ろうと焦るのではなく、シムス位で目を閉じ、リラックスするようにしましょう。夜に眠れないことがストレスにならないよう、ある程度割り切って赤ちゃんに合わせ、日中にも休息をとるなど生活を調整することも勧められています。


2018/02/12

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