気管

気管支が弱い子ども、成長と共に身体は強くなるの?

風邪をひくと長引いて気管支炎になってしまうという子どもについての相談です。気をつけているにもかかわらず咳喘息のようになってしまい、成長と共に身体が強くなるものかどうか心配しているということですが、医師や看護師はなんと答えているでしょうか。

1歳児のママからの相談:「気管支炎を発症してから喘息っぽくなった」

生後1年経つ前は風邪で病院にかかる事も少なかったのですが、1歳を過ぎて保育園に入園したころから、風邪を引くと長引いて気管支炎にかかるようになっていきました。2週間くらい風邪をだらだら引いてしまった時には、本人は元気そうに見えても炎症の数値が高くなっていたようで、小児科での検査の結果即入院になってしまったということもあります。その後も咳が長引かないように特に気を付けながら、風邪を引いたなと思ったら小児科へすぐ連れていきますが、やはり気管支が弱いようで、咳喘息のようになってしまいました。年齢と共に強くなっていくものなのでしょうか。心配です。(30代・女性)

年齢的に気管支炎を起こしやすい

1歳という年齢では、身体が小さいうえ予防が十分にできないため、風邪から気管支炎や喘息様の症状を起こすことは珍しくないようです。

子どもの気管支は大人の気管支と違って、もともと発達の途中であるため、気管支の内径が細く、肺の弾性が低く、気管支の筋肉が少ないです。また、横隔膜が水平に近い形をしています。そのため、炎症や何らかの刺激を受けると、分泌物が多くなり、より一層気管支の内径が遅くなり、呼吸がしにくい状態になります。(助産師)
お子さんはまだ1歳ということから初めてかかる病気が多く、どうしても風邪から気管支炎を起こしてしまうこともあります。また大人が感染した場合には何ともないような風邪であっても、1歳という年齢においてはもともとの身体が小さいことから喘息のような症状が現れることも大変多いです。(小児科専門医)
お子さんの場合はまだ小さいですし、手を洗う・うがいをすることが十分に出来ないですよね。そして集団生活をしていると、集団の中で、誰かが風邪を引いているかもしれません。そうすると、子ども同士で感染してしまうため、気管支に感染を起こせば、気管支は炎症を起こしてしまいます。気道感染の程度が酷くなれば、当然ながら喘息様の症状を呈しても、何ら不思議ではないと思います。(看護師)

成長につれて改善が期待できる

年齢とともに身体が成長し、風邪の影響を受けにくくなり、予防に注意できるようになるため、改善が十分期待できるというアドバイスがありました。

お子さんは咳喘息という診断を受けているのではないかと推察しますが、年齢的な要素が大きいと考えられます。これから大きくなるにつれて風邪にかかりにくくなりますし、年齢と共に身体も大きくなり風邪の影響を受けにくくなってきます。今は年齢的なものでどうしても症状が出やすいのですが、今後成長するにつれて強くなることは充分期待できます。(小児科専門医)
成長するにしたがい、日常生活での予防、例えば咳エチケットやうがい・手洗いも、十分に行えるようになること、概念についても理解出来るようになるため、必然的に症状を呈す機会はなくなります。もちろん体調を崩さないように、常日ごろから規則正しい生活習慣を送ることは、言うまでもありません。(看護師)

今は年齢的にも気管支炎や喘息様の症状がどうしても出やすいようです。成長につれ、風邪の影響を受けにくくなり、予防についても理解して実行できるようになるため、改善していくことが期待できるようです。


2018/02/17

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