気管

2018/02/25

風邪を引くたびに気管支炎に…抗菌薬を飲まずに治せる?

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

風邪を引くたびに気管支炎に…抗菌薬を飲まずに治せる?

気管支炎は抗菌薬でなければ治らないのでしょうか。今回は15歳の男の子についての相談です。小さい頃から風邪を引くたびに咳がひどく、病院で処方される抗菌薬で治療してきたといいます。薬に頼らず治す方法はないかと悩むママに、専門家からはどんな回答が寄せられたでしょうか。

15歳児のママからの相談:「気管支炎の治療法や予防法について」

息子は幼児の頃から風邪を引くと咳が止まらなくなり、病院にお世話になってきました。何度も風邪くらいで病院に行くのはどうかと思いましたが、断続的に出る咳に体力を消耗し、結局、幼稚園や学校を休むことになりました。病院では軽い気管支炎と言われ、出される薬は抗菌薬が多く、それを飲めば治まることが多いです。ただもう中学生なので、軽い気管支炎とはいえ、風邪を引くたびに病院に行くのは大変です。風邪を引いても気管支炎にならない対策はありますか。また抗菌薬を飲まずに治す方法があれば教えてください。(40代・女性)

喘息の可能性も。喘息の薬の適用について医師に相談し薬は飲み切って

喘息の新薬が有効な可能性もあり、一度、医師に相談するのが良いようです。処方された薬は最後まで飲み切ることが大切との声もありました。

お子さんに症状が出たのは10年以上前だったようですし、その間、お薬の進歩は眼を見張るものがあります。毎回風邪を引いていて気管支炎を来たしていたかもしれませんが、喘息により特化した新しい薬を使用した方が良いかもしれません。ただの風邪だからと決め込むことなく、まず一度かかりつけの医師にそうした薬の適応があるか相談されても良いのかなと思います。(小児科専門医)
やはり軽い気管支炎の場合は、抗菌薬のみの処方なのではないでしょうか。かかりつけ医師と相談してみてはいかがでしょうか。また症状が軽くなったからといって飲むのを途中で止めたりすることのないようにして下さい。(看護師)

自然治癒力を高めれば薬に頼らず治せることも。風邪の養生も心がけて

薬に頼らず治すには自然治癒力を高めるのが良いようです。風邪を引いたら悪化を防ぐようにとのアドバイスも寄せられました。

風邪をひく度に咳が止まらないということから、気管支炎を発症している可能性があります。もしかしたら少し喘息の基盤があるのかもしれません。風邪をこじらせないために、風邪らしい症状が出現したら、いつも以上に規則正しい生活を心がけましょう。バランスがとれた栄養ある食事を摂取し、適度な運動を行い、早めに就寝することも大切です。(小児科専門医)
気管支にストレスが加わり、炎症を起こして気管支炎となります。炎症を抑える目的なのが抗菌薬で、抗菌薬を飲まずに治すというのは、自然回復力を高めることになるかと思います。そのためには、日頃から栄養バランスを意識した食事を摂る、疲れやストレスを溜めない、早く寝て睡眠時間を確保する、といったことになるのではないかと考えます。(看護師)
空気清浄器や加湿器を利用して部屋の湿度を調整することも大切です。特に冬場は乾燥しがちで、乾燥すれば空気中にウィルスや細菌が舞い、それを吸うことで気管支炎を起こしているのかもしれません。(看護師)

喘息の新薬が有効な可能性もあるようですが、薬に頼らないためには自然治癒力を高めるのが良いとのアドバイスが専門家から寄せられました。風邪をこじらせないようにすることも大切との声もありました。


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