喘息(ぜんそく)

2018/02/26

咳き込みがちな息子、夫の喘息が遺伝していないか不安です

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

咳き込みがちな息子、夫の喘息が遺伝していないか不安です

いったん咳が出始めると、長時間咳き込んでしまうという子どもについての相談です。今のところ喘息ではないということですが、パパが気管支喘息のため、それが遺伝して今後喘息になってしまうのではと心配しているようです。今後の見込みと、今できることについて、医師や看護師にアドバイスをいただきました。

2歳児のママからの相談:「夫が気管支炎喘息のため、息子に遺伝していないか心配です」

2歳の息子がいます。近頃、一度何かのきっかけで咳をすると、そのまま止まらずに長時間咳き込むということが多くあります。先日は寝ている時に咳で起きてしまい、そのあと1時間ほど止まらずにずっと咳をしていました。咳き込んでいる間もヒューヒューというような音はせず、病院で胸の音を聴いてもらっても雑音はしないと言われているのですが、夫が気管支炎喘息なこともあり、とても不安です。今は違っても今後気管支炎喘息になってしまうこともありますか。今から何か気を付けて出来ることがあればお聞きしたいです。(30代・女性)

かかりつけの医師と十分に相談を

診察時には症状が落ち着いているためヒューヒュー音がしない可能性や、ヒューヒュー音のない咳喘息の可能性も考えられるという指摘がありました。改めてかかりつけの医師に気になることを詳しく相談してみることが勧められています。

お子さんは夜間寝込んでいる時に咳き込むとのことから、もしかしたら喘息の基盤をお持ちなのかもしれません。喘息の症状は夜間から明け方にかけて生じやすいこともありますし、診察を受けている時にはすでに症状が落ち着いていることも考えられます。また、ヒューヒューという音がなくて咳が全面に出る咳喘息という状態もあります。こうした可能性も考慮して、今一度かかりつけの医師と相談したほうがいいかも知れません。(小児科専門医)

原因となりうるものを遠ざけ、体力づくりを

今からできることとして、まずはしっかりと体力をつけるため、食習慣・生活習慣を整えてあげましょう。また、気管支喘息の原因となるアレルゲンやタバコの煙を遠ざけるよう心がけるとよいようです。

気管支喘息の場合は、ダニや埃といったアレルギーの原因物質があるので、それを避けるように、こまめに掃除をしたり、空気清浄機を使う等してください。また季節が変わる時期の急な温度差によっても引き起こされますし、タバコの煙や排気ガス等もきっかけとなる場合があります。(看護師)
気管支喘息は、何らかのアレルゲンが刺激となって、アレルギー反応を起こし、気管支の粘膜に炎症を起こします。そのため、アレルギー体質が遺伝する恐れはあります。心配ならば、アレルギーの検査を受けてみるという方法もあります。(助産師)
今後喘息になるかどうかですが、まず出来ることはしっかりと体力をつけることかと思います。まだ小さい年齢ですので風邪を引きやすいですが、毎日の食事をしっかり摂って早寝早起きの生活習慣を心がけて下さい。(小児科専門医)

夜中に咳き込むなどの症状について、咳喘息などの可能性も考えられるため、今一度かかりつけの医師と十分に相談することを勧めるアドバイスがありました。将来喘息になるのでは、という不安に対し今できることとしては、食事や生活を整えてしっかり体力をつけ、喘息を引き起こす因子を生活から排除するよう心がけましょう。


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