プール熱

2018/07/28

なるべく避けたいプール熱、効果的な予防法は?

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

なるべく避けたいプール熱、効果的な予防法は?

子どものプール熱について相談がありました。高熱でとても大変だったため、今後はなるべくかからないようにしたいということですが、効果的な予防方法について医師や看護師はなんとアドバイスしているでしょうか。

4歳児のママからの相談:「プール熱の予防法」

上の子が3歳の頃、公園にある水遊びが出来る池で頻繁に遊ばせていたら、ある日突然40度の高熱が出ました。その後、喉の痛みや眼の充血などの症状が出てきたので、小児科へ行ったところプール熱と診断され、処方されたお薬を飲みながら治癒を待つことになりました。完全に治りきるまでの1週間、子どもはいつも以上に泣いたりグズったりしてとても大変でした。今年は下の子も2歳になり、やんちゃ盛りなので、なるべくプール熱は避けたいと思っています。効果的な感染予防があれば教えてください。(30代・女性),/b>

プール熱の原因はアデノウイルス

プール熱はアデノウイルスという感染力の強いウイルスにより引き起こされるようです。感染経路は、飛沫感染や接触感染で、水遊びの場所以外でも感染するということです。

プール熱を引き起こすアデノウイルスというウイルスは、とても感染力が強いことが知られています。アデノウイルスの感染経路としては、飛沫感染や接触感染です。すなわち、咳や痰、唾液中にウイルスが含まれており、こうしたものに接触することからウイルスが広がります(飛沫感染)。またおもちゃやタオル、箸などにウイルスが付着すると、それらに手が触れることでウイルスが口に運ばれる感染経路もあります(接触感染)。(小児科専門医)
咽頭結膜熱(プール熱)は、以前はプールなど水場での水を介した感染・タオルなどの使いまわしによる感染などが多かったために、プール熱と呼ばれていました。現在は水場以外でも感染の可能性があることが分かっています。特に6月から8月頃の夏に流行するため、この時期には注意が必要です。(看護師)

手洗いうがいを励行し、タオルや箸の共有を避けよう

手洗いうがい、マスク、タオルや箸の共有禁止、排せつ物の処理方法など、具体的な感染予防対策について教えていただきました。

こうした感染経路を防止するためには、手洗いうがいをしっかりすることや可能であればマスクを着用することが有効です。また、感染者がいる場合においては、タオルや箸、おもちゃなどの取り扱いにも注意しましょう。共有しないことや、共有するにしても消毒をしっかりすることが必要です。(小児科専門医)
排泄物を触る時は、使い捨ての手袋をして、1回1回、ビニール袋に入れ、しっかり口を閉じて捨てて下さい。トイレを流す時は蓋を閉めてから流し、便座は次亜塩素酸ナトリウム(家庭用の塩素系漂白剤で代用)で拭き取って下さい。アルコールは濃度が80%以上でないと効果が期待出来ません。(看護師)
水遊びの後はしっかりとシャワーをするようにしましょう。 (看護師)

プール熱はアデノウイルスによって引き起こされ、飛沫感染や接触感染によりうつるようです。予防方法として、手洗いうがい、マスク着用を心がけるほか、タオルや箸の共有をしない、排泄物を適切に処理する、水遊びの後はしっかりシャワーをするなどのアドバイスがありました。


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