不正出血

2018/03/23

不正出血と生理の出血の違いを見分ける方法は?

この記事の監修/執筆

専門家監修記事(Q&Aコメント)

不正出血と生理の出血の違いを見分ける方法は?

不正出血とは月経以外で膣から出血する事で、婦人科系の病気の症状の一つです。生理不順・生理期間が非常に短かい・出血が少ない等のケースで、生理による出血と不正出血の見分け方について専門家に聞きました。

30代の女性から相談:「痩せてから生理が来ない。不正出血と生理の出血の見分け方を教えて!」

胃腸炎で痩せてから生理が来なくなり約2カ月経ちます。一度病院で診てもらいましたが、妊娠を希望していないのなら様子を見ても良いとのことでした。先日おりものに血が混ざり、生理が来たと喜んでいたら3日程で終わり、量は多くも少なくもなかったです。母に相談すると、生理ではなく不正出血かもしれないので病院に行くように勧められました。生理の出血と不正出血の違いを、分かりやすく教えてください。(30代・女性)

基礎体温測定を!見た目だけでは判断できない

生理の出血なのか不正出血なのかを見ただけで判断することは、不可能のようです。生理による出血は、基礎体温の変化で見分けることが出来ます。

不正出血と生理の違いを見極めるためには、基礎体温を測ってください。基礎体温は、高温期と低温期の二相に分かれるのが理想で、体温が最も下がった前後に排卵が起き、この頃の出血は排卵出血と考えられます。14日ほど高温期が続いた後、体温が下がった時の出血は生理です。(医師)
正常な生理は始まって1~3日目が量が多く、徐々に茶色~黒っぽいものに変化し、7日くらいで消失します。生理の量もその時の体調によって変化しますから、見た目だけでは判断しにくい場合もあると思います。(医師)
生理の出血と不正出血の見分け方ですが、まず基礎体温を記録してみましょう。基礎体温表を付けることで、定期的な変化があれば生理なのか不正出血なのか判断できることもありますし、病院を受診することになっても基礎体温表が見分けるヒントになります。不正出血と生理の出血では、日数や量も異なります。(看護師)

不正出血は、排卵期や生理周期に関係なく起きる

不正出血の特徴は、生理周期に関係なく出血することです。出血の期間や量は短いことも長いこともありますが、10日以上の長期に続く出血は不正出血の可能性が高いようです。

妊娠しておらず、排卵期や生理周期に関係なく出血する場合は不正出血と考えます。不正出血の場合は、薄いピンクや茶色のおりもの・鮮血が出ることもありますが、通常は少量で2~3日で治まります。(医師)
元々生理時の出血量や日数にも個人差がありますが、出血が10日以上続く・断続的に続くならば不正出血でしょう。生理であれば、長期間出血しないのはご存知の通りでしょう。また、出血量が明らかに多い時は不正出血が疑われます。生理なら開始後2~3日目が最も量が多いと思います。(看護師)

生理が2カ月止まっていて、今回の生理は期間が短く量も少なかったということで、不正出血との区別が付きにくいようです。専門家も見た目だけで区別するのは難しいので、基礎体温測定を勧めています。


  • このエントリーをはてなブックマークに追加