生理の悩み

2018/03/25

生理の期間が短いと更年期が来た時に影響が出るの?

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生理の期間が短いと更年期が来た時に影響が出るの?

生理の経血が出ている間を生理期間と呼び、その期間に個人差はあるものの平均3~7日と言われています。生理の期間が極端に短いということは、更年期に影響するのでしょうか。医師や看護師さんの意見を聞いてみましょう。

妊娠5カ月のプレママからの相談:「生理の期間が2日~4日と短い。更年期に影響することはあるの?」

現在3人目を妊娠中です。現在は妊娠中なので生理はありませんが、生理の期間について以前から気になっていた事あります。それは、生理期間が短いという事です。排卵日は排卵痛があるので分かりやすいです。生理期間としては、普段は4日くらい、少ない時は2日ちょっとで終わり、経血の量は普通で生理痛も酷くありません。生理期間が短いという事は、将来更年期になった頃に何か影響が出るのでしょうか。(30代・女性)

定期的に生理があり、排卵があれば問題ない

日本産科婦人科学会によると、「出血日数が2日以内のもの」を過短月経と呼びます。しかし、過短月経であっても、定期的に生理があり排卵があれば、現時点で大きな問題はないようです。

正常な生理周期は25~38日で、生理期間は約3~7日と言われます。生理の日数が2日と短い場合は過短月経、経血量が少ない場合を過小月経と言います。過短月経と過小月経は併発する事が多いですが、定期的に生理が来て、排卵が起きていれば大きな問題はないようです。(医師)
生理の日数が短か過ぎると、当然不安になるかもしれませんが、生理が短くても「異常」ではありません。生理周期も定期的で妊娠もされているようなので、問題ないのではと思います。現段階では、更年期の事は気にしなくても良いでしょう。(看護師)

卵巣機能の低下やプレ更年期の可能性も

生理期間が短くなる原因は色々あります。専門家が指摘するのは、もしホルモンの影響で早く閉経した場合は、早期から老化現象が出ることです。

生理期間が短くなる原因としては、子宮の未発達・ホルモンバランスの乱れ・卵巣機能の低下・プレ更年期などがあります。妊娠・出産をされていますので、子宮の未発達は考えにくく、年齢からすると卵巣機能の低下やプレ更年期が考えられます。女性の閉経年齢は50歳前後ですが、早い方は30代から更年期の症状が出る方もおり、早く閉経するかもしれません。早く閉経した方は、骨粗しょう症になりやすく、老化も早まります。(医師)

ホルモンの影響で子宮内膜症や乳がんに…

生理期間が短い場合、ホルモンの分泌の影響により、将来的に子宮内膜症や乳がんの原因になるという意見もあります。

更年期になると生理の日数が短くなる事が知られていますが、それは基本的に40代後半辺りから出てくる症状です。このまま一般的な閉経まで生理が続いた場合ですが、生理周期がやや短い方は他の方よりも、短期間でエストロゲンの分泌が増加する機会が多くなります。エストロゲンの分泌が多いと、子宮内膜症や乳がんの発生の原因となるとも言われています。(看護師)

生理期間が短い事に関して、現時点では問題がないというのが専門家の意見です。しかし閉経が早まる可能性や、将来的に子宮の病気や乳がんの原因になる可能性も指摘されています。


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