産後の生理

2018/04/08

産後、生理周期長くなったのはなぜ?

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

産後、生理周期長くなったのはなぜ?

産後は、体調や生活パターンなど様々な変化を経験します。ママの中には、生理が再開し産前と産後で生理周期が大きく変わり、戸惑いを感じている方もいます。産後の生理周期の変化について専門家に聞きました。

1歳の子どものママからの相談:「産後に生理周期がかなり遅くなった。専門的な治療が必要?」

元々生理周期は30日で、規則正しく来ていました。産後3カ月で生理が再開し、その後何カ月も不安定だったのですが、産後10カ月くらいに43日周期で来るようになりました。以前の30日周期の頃と違い、自分の体調をよむことが出来ず、また生理の前兆のような変化も感じることがありません。子宮がん検診の際に聞いてみましたが、様子を見ましょうとのことでした。専門的な治療をした方が良いのでしょうか。(30代・女性)

産後に生理周期が長くなる人もいる

専門家によると、産後に生理周期が変化することは起こり得ることのようです。現在、43日周期ということで、専門家の述べる25~38日の範囲内にはないですが、授乳を終えてから戻る可能性も考えられます。

生理周期は生理開始日から次の生理の開始前日までを言い、25~38日の範囲内であれば正常と判断します。通常、排卵が起きて約14日で生理が始まり、生理周期が長い方は排卵までに時間が掛かると考えられます。排卵がきちんとあれば問題ありません。(医師)
出産後に生理周期が変化し、短くなったり長くなったりします。短くなるのも長くなるのも、妊娠・出産・育児によるホルモンバランスの変化が原因だと考えらえます。今後授乳を終えると、ホルモンバランスも妊娠前の状態に戻ってくることが多いです。(看護師)

基礎体温を測りましょう

相談者さんが受診した医師と同じ意見で、専門家もまずは様子を見るように勧めています。また次に受診する際には、基礎体温グラフを持参すると、異常があるのかどうかを診断する上で役に立ちます。

排卵に時間が掛かる原因には、加齢・高プロラクチン血症・多嚢胞性卵巣症候群などがあり、元々生理周期が長い方は更に長くなることがあるようです。癌検診の際に様子を見ましょうと言われたのでしたら、基礎体温を測って様子を見てください。基礎体温で排卵の有無や、生理周期が把握しやすくなります。少なくても3カ月は測定しないと判断しにくいので、基礎体温を測って受診してください。(医師)
現状で経過を見て良いと考えます。病院に行かれた際に「様子を見よう」と医師が判断したということもありますが、生理が来た時に異常な症状もないようですし、病気等の影響ではないと思います。周期が長くなっても、定期的に生理が来ているようですし、今後少しずつ生理周期が戻ってくることも考えらえます。(看護師)

産後は、ホルモンのバランスの変化が様々な面で現れます。生理周期が長くなるというのもその一つかもしれません。しかし、専門家も勧めるようにしばらくの間基礎体温を測り、気になる場合は受診してみましょう。


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