生理の悩み

2018/04/04

生理の出血と痛みが酷い。レバーのような塊は異常?

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

生理の出血と痛みが酷い。レバーのような塊は異常?

生理痛や出血が日常生活に支障をきたす場合もあります。元々生理の出血は、子宮内膜の表面が溶け剥がれて出てくるものですが、レバーのような血の塊が出る場合は、どのような病気が隠れているのでしょうか。専門家に聞きました。

3歳の子どものママからの相談:「年々生理時の出血と痛みが酷くなる。考えられる病気はありますか?」

中学生の頃に生理が始まりました。若い頃は出血の量も少なく、生理痛もありませんでした。しかし、年齢を重ねるごとに出血が多くなり、生理痛も酷くなってきました。出血の量が多く、レバーのようなドロっとした大きい血の塊で出ることがあり不安です。生理痛は生活に支障を来す程で、仕事を休むこともあります。何かの病気でしょうか。(30代・女性)

経血量が多い場合、子宮疾患やホルモンの異常の可能性が

自分の経血量が多いかどうかを見分ける目安は、ナプキンを変える回数や時間を比べてみる事です。経血の量が多くなる原因には、受診の必要な場合もあります。

経血量を人と比べる事は出来ませんが、一般的に生理1~3日目が量の多い日になり、2時間置きにナプキンを変えるくらいでも通常だと考えられます。ナプキンが1時間持たない・経血の多い日が長い・大きな塊が出る場合は、過多月経の可能性があります。原因としては、子宮筋腫・子宮内膜症などの子宮疾患・ホルモンバランスの乱れがあり、黄体ホルモンの異常分泌が考えられます。(医師)
生理前は子宮内膜が厚くなり、生理が始まると厚くなった組織の表面が剥がれ出血と伴に排出されます。しかし、子宮内膜が厚過ぎるとレバーのようなドロッとした経血となります。これは成熟した女性に見られる症状で、20代後半から30歳前半に起こりやすいです。しかしレバー状のものが何カ月も出続ける場合は、子宮内膜症等の病気も疑われます。病院の受診も視野に入れてみましょう。(看護師)

生理痛が酷いのは、子宮疾患やストレスの可能性も

生理痛が酷くなる原因も出血が増える原因と似ていますが、生理痛には心身のストレスも関係しているようです。

20~30歳代になると、卵巣・子宮などは成熟するので生理痛は軽くなる方が多いのですが、個人差があり生理痛等の症状が重くなる方もいます。激しい生理痛がある場合は、子宮疾患が疑われますので、いずれにしても病院を受診した方が良いでしょう。また、仕事や不規則な生活による心身のストレスにより生理痛が増強したり、加齢により子宮内膜症・子宮筋腫等の病気により生理症状が強くなることもあります。(看護師)
仕事を休むなど日常生活に支障をきたしているようですので、婦人科の受診をお勧めします。30代は、家族や仕事に時間を割いて、ご自分のことは後回しにしてしまいがちです。不調を感じた時点で受診をしたほうが安心するのではないでしょうか。(助産師)

子宮筋腫や内膜症は早めの治療を!

子宮の病気が原因で生理痛や出血が酷くなっている事が明らかな場合は、きちんと専門病院で治療を受けることが必要です。

子宮筋腫の場合、小さいものでしたらそのまま経過を見ます。子宮内膜症の場合は、不妊の原因にもなりますので、早めに治療しなければなりません。ホルモンバランスの乱れは生活習慣を見直し、ホルモン剤での治療を受けた方が良いでしょう。(医師)

生理の痛みやの出血(経血)量には個人差がありますが、年々酷くなるというのはやはり気になりますね。生理痛や出血が酷い場合には婦人科に受診なさると良いでしょう。


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