月経前症候群・PMS

2018/04/08

出産を機に月経前症候群が酷くなり、生理が変化しました

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

出産を機に月経前症候群が酷くなり、生理が変化しました

妊娠と出産を境に、ママの身体は目まぐるしく変化します。出産後は、体質まで変化してしまう事はあるのでしょうか。出産前よりも月経前症候群が酷くなって、経血量も増えてしまったというママからの相談に、看護師さんはどのようにアドバイスしているでしょうか。

産後の生理についての相談:「出産後、月経前症候群が酷くなり、経血量も増えました」

出産前の生理の周期は40日前後で、ストレスが酷い時などは生理が無い月もありました。2年前に出産を経験しましたが、生理の症状に変化があります。まず、月経前症候群が酷くなりました。生理直前は大変ストレスが溜まり、疲労感や眠気が酷いです。生理自体も以前は4日程で終わったのが、7日を過ぎても出血があります。経血量も多いので、子宮系の病気があるのではと不安です。出産で生理が変わるのは、よくある事でしょうか。(20代・女性)

生理の変化はホルモンバランスの変化が影響

産後に、それまでなかった月経前症候群が現れたり、生理周期が変化する事はしばしばあるようです。

出産・授乳後は、ホルモンバランスや体質等が妊娠前と全く同じ状態に戻るとは限りません。生理痛が増強したり軽くなったりする人もいますし、質問者さんのように月経前症候群が突然出現してくる事もあります。また生理周期が早くなる・遅くなる等の変化をする事もあります。(看護師)
妊娠・出産・授乳でホルモンが大きく変化しますから、産後の生理が変化する事はよくあり、酷くなった方や軽くなった方がいます。また、産後にPMS(月経前症候群)の症状が現れる事もよくあり、これもホルモンバランスが影響しています。(産婦人科看護師)
経血量が増えた原因は、子宮が大きくなった事や子宮内膜が厚くなった事で、剥がされる内膜量が増えたためと考えられます。(産婦人科看護師)
月経前症候群は基本的にホルモンバランスの変化が原因だと言われていますが、実際ははっきりとした原因は突き止められていません。よく子宮の病気等との関連を心配される方もいらっしゃいますが、子宮筋腫や子宮内膜症等の病気の関連は無いと考えられています。(看護師)

月経前症候群が軽減する対策も

身体を温めたり、規則正しい生活を送る事が月経前症候群を軽くする事に繋がります。経血量が極端に増えた場合は、婦人科系の疾患による場合も考えられます。

PMSの対策として、身体を冷やさないようにし、出来るだけ規則的な生活を心掛けてください。幸せホルモンと言われるセロトニンを活性化させるため、朝の光を浴びて軽い運動を行ってください。ストレスを溜めないこと・睡眠不足にならないこと・一日の中でリラックス出来る時間を作ってください。(産婦人科看護師)
大豆イソフラボンは女性ホルモンと似た働きをします。毎日の摂取量の上限は70~75mgと言われています。食品にすると、納豆1パックと豆腐半丁です。日本人はもともと味噌や厚揚げ、煮豆、きな粉など日常の食生活に取り入れているので、上手に組み合わせながら摂取しましょう。(産婦人科看護師)
月経前症候群の症状があまりに酷いのであれば、産婦人科の受診をお勧めします。 (看護師)
極端に経血量が増えたのでしたら、子宮内膜症等の疾患の可能性もあります。気になるようでしたら病院を受診してください。(産婦人科看護師)

妊娠・出産・授乳でホルモンバランスが変化し、生理周期の変化や月経前症候群が現れる事があります。月経前症候群が重かったり極端に経血量が多い場合は、産婦人科で相談してみましょう。


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