悪露

2018/04/16

悪露の量が多く、減ったり増えたり…何か良くないサイン?

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

悪露の量が多く、減ったり増えたり…何か良くないサイン?

出産後2カ月経っても悪露の量が多く、減ってきたと思ったらまた増える事が心配だという悩みが寄せられました。何か良くない事のサインである恐れはないのかどうか、看護師さん達の意見を聞いてみましょう。

ママからの相談:「悪露の量が多くて不安です」

無事出産をして2カ月が経ちました。母体は健康なのですが、悪露の量が多い気がします。助産師さんやお医者さんから悪露の説明は受けていたので、最初は気にしていなかったのですが、悪露が少なくなってきたと思ったら、また増えたりします。徐々に無くなるものだと思っていたので、とても不安です。何か身体の良くないサインでしょうか。このまま何も対処をしないと、病気になるのではないかと心配です。 (20代・女性)

悪露の続く期間や終わり方には個人差が

悪露の続く期間の長さや悪露の終わり方には、個人差があります。増減を繰り返しながら徐々に消失するケースも少なくないため、心配し過ぎる事はないようです。

悪露の続く期間には個人差があり、産後1カ月では終わらず2~3カ月、もしくそれ以上続く場合もあります。また、悪露の終わり方についても、徐々に少なくなったり、増減を繰り返しながら減少していったりと個人差が見られます。このため、血の塊が出たり下腹部痛が無いようであれば、悪露の一時的な増減は問題ありません。出血が増えている時は身体を休めて、動き過ぎないようにしましょう。(小児科看護師)
1カ月健診で異常は指摘されなかったでしょうか?通常、産後1カ月くらいで悪露は消失しますが、個人差があり、2カ月くらい続く方もいれば、一旦止まったと思っても再び塊が出たり出血する事もあります。 (産科看護師)
入院中や退院後1ヵ月までは身体を休めるように言われていたと思われます。退院後は入院中の活動範囲よりも広くなり、育児だけでなくだんだんと妊娠前の日常生活に戻り始める時期になります。そのため、長く歩いたり、いつもよりも動いたりすると、悪露が増える場合があります。流れるような出血や悪露の悪臭、下腹部痛、血液の塊が出るようであれば、受診したほうが良いでしょう。(助産師)

鮮血の悪露が続く場合は要注意

悪露の量よりも性状に注目してみましょう。赤い血液の悪露が続く、臭いや発熱を伴う場合はトラブルの可能性が高いため、早めの受診を検討する事が勧められています。

赤い悪露が続いている場合は、子宮復古不全で子宮内に排出されない残存物があると考えられます。その場合は、取り除く施術を行わなければなりません。悪露は子宮回復の目安になりますので、産褥体操を行ったり、疲れたら横になって休むようにして、無理をしないでください。母乳栄養でしたら、積極的に授乳してください。 (産科看護師)
産後2カ月を過ぎており、黄色や茶色っぽい悪露であれば問題ありませんが、鮮血の悪露が続いている場合は、何らかのトラブルを疑いましょう。特に鮮血が出ている場合は、子宮復古不全の可能性があるので、早めに受診しましょう。また、黄色っぽい悪露であっても、悪露の臭いが強くなったり発熱を伴う場合は、細菌感染の疑いがあるので、早めに専門医に相談しましょう。 (小児科看護師)

悪露の続く期間や終わり方は様々で個人差があり、増減を繰り返している事を心配し過ぎる必要はないようです。鮮血の悪露が続く場合や、臭いや発熱を伴う場合は、早めの受診を検討しましょう。


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