悪露

2018/07/01

帝王切開出産後の悪露…いつまで続くの?

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

帝王切開出産後の悪露…いつまで続くの?

出産が終わるとホッと一息ですがその後もしばらくの間は、生理とは異なる「悪露」という出血が続きます。今回は帝王切開での出産後、1カ月悪露が続いている事を不安に思うママからの相談です。

ママからの相談:「帝王切開から1カ月過ぎても悪露が続いています」

帝王切開から1カ月経ちますが、まだ悪露が続いています。周囲のママ達と比べて、私だけが悪露がダラダラ続いていて心配です。量は日によって違いますが、多かったり少なかったりを繰り返しています。こんな状態がいつまで続くのでしょうか。一度、医師に診察してもらった方が良いのでしょうか。 (30代・女性)

悪露の継続期間は約1カ月から2カ月

専門家によると、一般的には悪露は約1カ月から2カ月続くものですが、期間は出産方法にも大きく左右されるようです。

悪露は、産後およそ1カ月をかけて量が少なくなっていきます。(看護師)
自然分娩の場合の悪露は、通常4週間から6週間程度で落ち着きます。帝王切開の場合は、2カ月ほど続く事もあるでしょう。(内科看護師)

身体の変調を示す悪露、こんな時は要注意

1カ月の悪露は期間としては正常と言えそうですが、血液の色や量、その他の症状によっては病院を受診した方が良いケースもあるようです。以下の点にも留意しておきましょう。

帝王切開と自然分娩では、産後の子宮の回復にも違いが出てきますが、悪露は産後の子宮回復の状態を知る上でとても重要な目安です。(内科看護師)
初めは生理の血のような赤い悪露ですが、次第に赤黒かった色が薄くなっていき量も少なくなります。身体の回復に何らかの不調がある時は、悪露の量が前よりも多くなる、色調が赤みを帯びてくる等の変化が見られます。このような場合には、一度婦人科で診ていただく事をお勧めします。(看護師)
帝王切開では、子宮を開いて胎児を取り出した後に胎盤等の子宮内容物を取り出すため、自然分娩に比べて子宮内に残される残存物は少なく、悪露の量も少なめです。但し、子宮壁の傷から体液等が排泄されるので、傷が完治するまでは悪露がダラダラと出続ける事もあります。(内科看護師)
悪露の量はその日の体調や活動量によっても多少は変化するものですが、明らかに量が増えている場合や、鮮血が続く・塊が出てくる・腹痛や発熱を伴うような時は、トラブルの可能性も考えて産婦人科で診てもらうようにしてください。(内科看護師)

悪露は、期間だけでなく血液の色や量をよく観察する事が大切です。上述のような変化が見られる場合は、一度医師に相談されると安心でしょう。


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