女性の身体

2018/06/05

子宮内膜症の治療中。正常な生理の経血量はどれ位?

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

子宮内膜症の治療中。正常な生理の経血量はどれ位?

生理の状態は人によって様々で、痛みの感じ方や経血量には個人差があり、自分が正常の範囲内かどうか分かりづらいものです。現在子宮内膜症の治療中だが、一般的な経血量はどの程度か知りたいという相談に対し、看護師さん達はどのように回答しているでしょうか。

経血量についての相談:「子宮内膜症の治療で生理痛は軽減したが、一般的な経血量が知りたい」

数年前、不正出血で婦人科を受診すると子宮内膜症と診断され、医師から「毎回量が多くて生理痛が酷かったはずなのに、なぜ病院に来なかったのか」と言われました。確かに毎回お腹は痛みましたが、市販薬を飲めば我慢できる程度で貧血も無かったので、自分がそれほど酷い状態だとは分かりませんでした。現在は投薬治療中で驚くほど症状は軽いですが、普通の経血量が分かりません。一般的な生理の経血量はどの程度でしょうか。(30代・女性)

一般的に経血量が20~140mlだと正常範囲内

個人差はあるものの、一般的な経血量は20~140mlが正常と言われています。1時間おきにナプキンの交換が必要だったり、塊がたくさん出る場合は過多月経と言われる症状で、何らかの疾患が原因の事もある様です。

一般的に、生理期間中の経血量は20~140mlが正常とされており、量の多い生理1~3日目で、2時間おきにナプキンを変える位が通常と考えられています。経血量が多い判断としては、ナプキンを頻回に変えなければならない・昼間でも夜用のナプキンを使用する・塊が多い・生理3日を過ぎても経血量が多い等です。(婦人科看護師)
日本産科婦人科学会によると、経血量は20~140mlが正常と言われている様です。経血量を計測するには、着用前の生理用品の重量を計測して、使用後破棄する際に再度重量を計測します。その差によって、吸収した経血量を判断します。(看護師)
生理痛で薬を服用するのは珍しい事ではないですし、鎮痛薬の服用で痛みが改善されるのなら、病院に行こうとはなかなか思いませんよね。生理痛や経血量についてはかなり個人差がありますが、「出血量が異常に多いもの(140ml以上)」を過多月経と言います。過多月経は何らかの病気による事もありますし、生理時のホルモンバランスの状態にも影響される様です。(看護師)

子宮内膜症は再発する可能性も

現在治療中の子宮内膜症ですが、一旦治ったとしても再発する可能性もあるため、定期的に検査を受ける必要があるとアドバイスいただきました。

子宮内膜症があれば経血量が多く、酷い生理痛を伴い貧血を起こす事もあります。更に妊娠しにくくなるため、早めに治療しなければなりません。現在は症状が改善された様ですが、子宮内膜症は完治が難しいと言われ再発する疾患なので、今後も定期的に受診して経過を見て下さい。

生理痛の重さや辛さは人と比較するのが難しいですが、病院で相談する事で何らかの疾患が見つかる場合もあります。また、経血量については一般的な量をアドバイスいただいたので、ぜひ今後の参考にしてみて下さい。


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