2018/04/03

朝になると息ができなくなるほどの鼻詰まり、原因は何?

この記事の監修/執筆

専門家監修記事(Q&Aコメント)

朝になると息ができなくなるほどの鼻詰まり、原因は何?

赤ちゃんの時から9歳の今まで、朝の鼻詰まりに悩まされている子どもについての相談です。息ができなくなるほどの鼻詰まりの原因について、専門家の意見を聞いてみましょう。

9歳児のママからの相談:「朝になると酷くなる鼻詰まり」

9歳の娘ですが、赤ちゃんのときから鼻詰まりが酷く悩んでいます。鼻水も多く出るのですが、朝になると鼻が詰まってしまい、鼻水が出ているわけでもないのに鼻で息が出来なくなるほどのようです。本人も苦しいようで、夜中に泣いて起きることもあります。鼻水が出ているわけでもないのに息が出来なくなってしまうのは何故でしょうか。鼻の奥は見えないので困っています。奥の方が少し腫れているような気もするのですが。教えて頂けると有り難いです。(20代・女性)

アデノイド肥大の可能性も

子ども特有の鼻詰まりの原因として、アデノイド肥大が挙げられています。成長とともに解決することもあるようですが、睡眠障害に注意が必要です。

子どもの鼻づまりの原因は、風邪などによって鼻水が増えた場合・鼻粘膜の炎症によって空気が通りにくくなる場合・生まれつき鼻腔が狭い場合・強く鼻をぶつけたことによる鼻中湾曲症・アデノイド肥大などが考えられます。鼻の奥が腫れているようでしたら、炎症が起こっているのかもしれませんし、アデノイド肥大の可能性があるかもしれません。(看護師)
お子さんは、いびきをかいたり、口呼吸のことが多くないでしょうか?アデノイド肥大は子ども特有の疾患で、成長と共に縮小することがあるので、経過をみることが多いですが、無呼吸症候群など睡眠障害が起こる場合は、手術による摘出が検討されます。お子さんの睡眠中の様子をよく観察して、一度、耳鼻科で検査された方がよいでしょう。(看護師)

アレルギー性鼻炎などほかの原因も考えられる

アレルギー性鼻炎、副鼻腔炎などの原因も考えられるようです。鼻詰まりによる弊害を防ぐためにも、一度耳鼻科の受診を検討することが勧められています。

アレルギー性鼻炎は、ハウスダストやダニ、動物の毛などのアレルゲンが原因となりアレルギー反応を起こすことで、鼻腔粘膜が腫れ鼻づまりを起こします。鼻の中が腫れているようだということなので、アレルギー性鼻炎の可能性もあるでしょう。血液検査でアレルギーをチェックすることができます。(看護師)
副鼻腔炎は、「蓄膿症」とも呼ばれるもので、風邪などが原因となり鼻の奥に膿が貯まる状態を言います。黄色い膿のような鼻水や鼻づまりなどの症状が現れ、1カ月以上続く場合、慢性副鼻腔炎と呼ばれます。(看護師)
鼻づまりが続くと、口呼吸になることによる弊害、集中力の低下、頭痛などの合併症を引き起こします。一度、耳鼻科で適切な検査を受けることをおすすめします。(看護師)

子どもの鼻詰まりの原因がいくつか紹介されました。鼻の奥が腫れていることから、アデノイド肥大の可能性が挙げられ、そのほかにもアレルギー性鼻炎や副鼻腔炎の可能性もあるようです。鼻詰まりが続くと、口呼吸などの問題が起こりやすいため、一度耳鼻科の受診が勧められています。


  • このエントリーをはてなブックマークに追加