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オイルにミルク、シュガーやウォーター… ココナッツ食品どう使う?

「スーパーフード」「完璧な食品」「天然のスポーツドリンク」…
いずれもココナッツ食品につけれているキャッチフレーズです。
ココナッツは「健康や美容によい」と人気の食材で、近頃ではスーパーでも入手できるようになりました。
今回はさまざまなココナッツ食品を取り上げます。
どのような栄養や効能があるか、また使い方などについてご一緒に見ていきましょう。

ココナッツとは?

ココナッツはヤシ科ココヤシ属の果実の一種です。
東南アジアや中南米の代表的なフルーツとして有名です。
ヤシ科の高木に実り、厚い繊維質の殻の中に大きい種子が入っていて一年中収穫できます。
とりわけ3~5月は果汁の甘みが増す時期といわれています。
種子の内部は大きな胚乳で占められ、周辺部が固形、中心部は液状になっています。
ココナッツは、熟しきる前の「マプラーオ・オーン」と、熟した「プラーオ・ゲー」に大きく分けられるそうです。
マプラーオ・オーンは中の果実部分(固形胚乳)の色が薄く、固形胚乳は生食され、液状胚乳はジュースとして飲用されます。

ココナッツは捨てるところナシ!

ココナッツは「捨てる部分がない」といわれる農作物です。
ココナッツバター、ココナッツオイル、ココナッツミルク、ココナッツウォーター、ココナッツシュガーなどが代表的なココナッツ食品です。

ココナッツバター
 ココナッツの果肉を丸ごとペースト状にしたもので、バターやマーガリンなどの代用品としても利用されています。

ココナッツオイル(ヤシ油)
 種子を圧搾抽出した天然の油で、とくに熱を加えず圧搾抽出した未精製無添加のヴァージンココナッツオイルは、生食(ローフード)素材として重宝されています。

ココナッツミルク
 固形胚乳を砕いて搾り出して液状にしたものです。

ココナッツウォーター
 低カロリーで脂肪をほとんど含まず、コレステロールはゼロです。
 糖質はリンゴより少なく、ミネラルを豊富に含んでいます。
 ただし、その含有量は成熟度によってバラツキがあります。
 ナタデココの原材料になります。

ココナッツシュガー
 ココナッツの木に咲く黄色い花のつぼみから摂れる樹液を煮詰めて乾燥させたもの。
 ココナッツの香りはあまりしません。
 くせのないまろやかな甘みで黒糖のような味とも評されています。

ココナッツの栄養と効果

ココナッツの栄養や健康効果として次のようなことが挙げられています。

脂肪燃焼を加速させる
 ココナッツオイルの60%は「中鎖脂肪酸」でできています。
 中鎖脂肪酸は母乳や牛乳にも少量含まれていて、食べたあと素早く分解されエネルギーになりやすく、一般的な長鎖脂肪酸の油よりも体脂肪を蓄積しにくいといわれています。
 この性質を活かして、ダイエット食品として注目が集まっています。
 他にも、腎臓病の食事療法、手術後のエネルギー補給、高齢者の低栄養状態改善などに用いられています。

殺菌効果
 抗菌・抗カビ効果に優れていて、とくにカンジダ・アルビカンス(カンジダ症の原因菌)の感染に対抗する効果があるといわれています。

脂溶性ビタミンの吸収をよくする
 ビタミンA、D、Eといった脂溶性ビタミンの栄養吸収を促進します。
 抗酸化作用、傷やがんへの抵抗力などを促すといわれています。

ココナッツ食品を使ったレシピ

簡単に作れるココナッツレシピをご紹介します。

★ココナッツオイルでサクサククッキー★

 <材 料> 12枚くらい
 ココナッツオイル30g、薄力粉40g、砂糖10g、バニラエッセンス数滴

 <作り方>
 オーブンは180℃に予熱、薄力粉はふるっておく。
 薄力粉以外の材料をよく混ぜた後、薄力粉を加えてさっくり混ぜる。
 天板にオーブンシートを引いて生地を平たく落として15分焼く。

★ココナッツシュガーアーモンド★

 <材 料> 作りやすい分量
 アーモンド100g、ココナッツシュガー大2、お湯20㏄

 <作り方>
 フライパンでアーモンドを煎る。
 お湯で溶いたココナッツシュガーをからめて煮詰める。
 バットなどに広げて冷ます。

★ココナッツミルクでまろやかカレー★

 <材 料> 2人分
 むきえび6~8尾、玉ねぎ1/2個、トマト缶1缶、ココナッツミルク200㏄、サラダ油小1、カレー粉大1

 <作り方>
 鍋に油を引いて、みじん切りにした玉ねぎを炒める。
 カレー粉とエビを加えてよく炒め、トマト缶を加えて5分煮込む。
 ココナッツミルクを加えて煮立たせる。

ココナッツオイルはバターなど油脂の代わりにお菓子に、甘さ控えめのココナッツシュガーは砂糖代わりに、ココナッツミルクは料理をまろやかにするのに使えます。
ココナッツミルクはタイ料理などにも欠かせませんね。
ココナッツ食品を取り入れて料理の幅を広げてみてはいかがでしょうか。

<執筆者プロフィール>
山本 ともよ(やまもと・ともよ)
管理栄養士・サプリメントアドバイザー・食生活アドバイザー。
株式会社 とらうべ 社員。企業で働く人の食と健康指導。糖尿病など疾病をもった人の食生活指導など活動中

<監修者プロフィール>
株式会社 とらうべ
医師・助産師・保健師・看護師・管理栄養士・心理学者・精神保健福祉士など専門家により、医療・健康に関連する情報について、信頼性の確認・検証サービスを提供

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この記事の監修/執筆

Mocosuku編集部