運動

運動中の破水が心配。臨月の運動はどれくらい大丈夫?

分娩やその後の子育てに必要な体力を養うため、体調が良ければ妊娠中の運動を勧められることがあります。臨月に入り、ウォーキング中の破水が心配な妊婦さんからどの程度までなら運動して良いのか相談がありました。看護師さんたちはどのように答えているでしょうか。

臨月の妊婦さんからの相談:「運動中の破水が心配です。どれくらいであれば運動しても大丈夫ですか?」

現在37週です。先週の健診で赤ちゃんの重さが約3,000gとのことで、少し大きな子供になりそうです。運動したほうが良いそうなので、毎日ゆっくりとウォーキングをしています。妊娠してからずっと悩まされていた便秘が治ったので続けたいのですが、もう臨月になるのでウォーキング中の破水などが心配です。どれくらいまでやっても大丈夫でしょうか。(20代・女性)

ウォーキングは疲れない程度に

ウォーキングは疲れない程度に行い、お腹の張りや痛みがある時は避けるようにしましょう。ストレッチなど臨月でもできる運動についてもアドバイスがありました。

赤ちゃんは、いつ産まれてもよいくらい成長していますから、言われたとおり、ゆっくりしたペースで毎日のウォーキングは続けてください。どれくらいという基準はありませんが、疲れない程度にしましょう。念のために、家の近所を歩いて、母子手帳、保険証を携帯した方がいいでしょう。破水の前には、お腹の張りや、しくしくした痛みが出ることがあります。体調が悪い時や、お腹の痛みがあるときは控えてください。(産科・婦人科看護師)
もし、運動中の破水が心配であれば、軽いストレッチや手や足のエクササイズを家の中で行ってはいかがでしょうか。お腹に負担がなければ、臨月でもできます。寝ながら足を軽くばたつかせたり、足を上げたりするのも無理のない範囲で行う分には大丈夫ですが、お腹が張ってくるようであれば、出産が近い証拠なのであまり無理は禁物です。家族がいるときに軽い散歩をする程度にしておきましょう。(一般内科看護師)

破水してしまったら、速やかに病院へ連絡を。

破水すると分娩を急がなくてはならないため、病院への連絡が必要です。破水は尿漏れと間違えやすいので、見分け方を教えてくれました。

外出時の破水が心配でしたら、バスタオルを持参しておくといいでしょう。万が一破水しても、慌てず、まず、尿漏れか破水か、ご自身で確認してください。破水の場合は、速やかに病院に連絡し、分娩に備えましょう。破水すると、母子ともに感染率が高くなり、羊水が減少することで、赤ちゃんの体力が失われてしまうため、分娩を急ぐ必要があります。破水した後は入浴しないようにしてください。(産科・婦人科看護師)
破水はいきなりバシャッと出るケースよりも、だらだらと少量ずつ出るケースが多いようで、尿漏れと勘違いされる方もいます。尿漏れはアンモニア臭がして、自分の意思で止めることができますが、破水の場合は、臭いがなかったり、生臭い臭いがします。自分の意思では止めることができず、力を入れなくても、だらだらと出てきます。(産科・婦人科看護師)

ウォーキングなどは疲れない程度に行うと良いですが、お腹の張りや痛みがあるときは控えましょう。もし破水してしまったら、速やかに病院へ連絡しましょう。


2015/05/19

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