葉酸

2015/05/19

妊娠中に多く摂るべき食べもの、控えるべき食べものとは?

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

妊娠中に多く摂るべき食べもの、控えるべき食べものとは?

妊娠中は、ママが食べた食事でお腹の赤ちゃんは育ちます。赤ちゃんのために良い食事を摂りたい、と考える妊婦さんから摂るべき食品と控えるべき食品について相談がありました。看護師さんたちはどのように答えているのでしょうか。

妊婦さんからの相談:「妊娠中に、多く摂取したほうが良い食品と、食べ過ぎに注意が必要な食品について教えてください。」

現在妊娠3カ月です。以前はそんな事なかったのに、妊娠してからお肉をすごく食べたくなるようになりました。周りの先輩主婦に聞くと、よくある事のようなので少し安心したのですが、お腹の赤ちゃんは私から栄養をもらっていると思うと、食生活も今以上に気をつけなくては、とも考えています。そこで、妊娠中に意識的に多く摂取した方が良いものや、食べすぎには注意した方が良いものがあれば教えてください。(20代・女性)

バランスよく食べることが大切です

妊娠中の食事はバランスよく食べることが大切です。特定の食品をたくさん食べたり、逆に徹底的に避けることはかえってよくありません。理由について具体例を交えながら教えてくれました。

コーヒーやお酒は避けた方がよいのですが、コーヒーであれば一日に1~2杯、お酒も少量なら問題ないと言われています。お寿司や生魚も良くないと言われますが、これは食中毒になる可能性があり、下痢による腸の動きで流産しやすくなるためです。また、マグロなど大きな魚には水銀が含まれており、胎児の成長に障害が起こるとありますが、たまに少し食べるくらいなら問題ありません。(産科・婦人科看護師)
チーズは殺菌処理されていないものにはリステリアという細菌や寄生虫が存在していることがあり、食中毒や感染症を起こしやすいため、良くないと言われます。しかし、チーズにはカルシウムや鉄分など、妊婦さんに必要な栄養素が含まれるので、殺菌処理されたチーズを選ぶとよいでしょう。ピザやトーストなど、加熱処理されたものは問題ありません。(産科・婦人科看護師)
妊婦さんの貧血に良いと言われるひじきもヒ素が含まれており、胎児に悪影響を与えると言われていますが、これも毎日大量に食べ過ぎなければ問題ありません。なんでもバランスよくとることが必要です。胎児に良くないと、なんでも制限すると栄養不足や貧血になってしまいます。摂りすぎなければ、なんでも食べてかまいません。(産科・婦人科看護師)

食べ方を工夫してみて。

食事を摂ることは必要ですが、お肉だけでなく野菜を一緒に食べたり、脂肪分や塩分を控えるようアドバイスがありました。

食事自体は必要ですが、味付けを薄めにしたり、一緒に野菜を多めに摂ることも大事です。脂身の少ないささみなどを、炒めたり揚げるよりは野菜と一緒に蒸して食べると効果的に他の栄養も摂れます。便秘でなければ、お米を玄米に変えてビタミンを補給し、大豆製品や海藻類も加えると葉酸を取れます。ドレッシングもできれば脂肪分が少ないポン酢タレなどにし、塩分を控えることも大切です。(一般内科、消化器科看護師)

妊娠中の食事は、バランスよく食べることが大切です。特定のものを摂り過ぎなければ、何でも食べて問題ないようです。また食べ方としては、蒸し料理にするなど、脂肪分や塩分を控える方法が良いでしょう。


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