子どもの病気・心と身体

2018/05/10

子どもの手洗いとうがい、どれくらいの頻度と長さが必要?

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

子どもの手洗いとうがい、どれくらいの頻度と長さが必要?

6歳の子どもの手洗いとうがいについての質問が寄せられました。手洗いとうがいは何回ぐらいすればよいか、普通の石鹸でもよいのか、うがいは長くしたほうがよいのかといった質問に対する専門家の答えを見てみましょう。

6歳児のパパからの相談:「子どもの手洗いうがいについて」

私は6歳の子どもがいます。学校から帰った後にうがいと手洗いをするように言うのですが綺麗に洗えているかどうか心配です。何回ぐらいうがいと手洗いをすればいいのでしょうか。学校でも手洗いをするらしいのですが消毒用の石鹸でなくて普通の石鹸でもちゃんと菌は洗い流せているでしょうか。うがいは長くガラガラした方が殺菌効果は高まるのでしょうか。うがいをし過ぎるのは良くないものなのでしょうか。うがい薬を使えば殺菌効果が高まりそうですが普通の水ではどうやったら効果的に菌を外に出せるでしょうか。(30代・男性)

手洗いは石鹸と流水で30秒

うがいや手洗いは、頻度というよりも、ポイントを押さえて行うとよいようです。手洗いは、流水と石鹸で十分だと指摘がありました。また、具体的な洗い方について詳しいアドバイスをいただきました。

うがいや手洗いは何回すれば効果があるというわけでなく、外出後・排泄後・食事の前・手が汚れた時に行うとよいでしょう。(看護師)
手洗いは、流水と石鹸(またはハンドソープ)で十分に洗浄効果があります。方法は、石鹸やハンドソープを十分に泡立てて、30秒以上くまなく洗い、流水で洗い流します。それを2回繰り返すことで洗浄効果がより高まります。(看護師)
30秒は思っているより長い時間です。手洗いが好きではない子どもの場合は、キャラクターのハンドソープやウォーターガイドを使ってみたり、子どもが好きな童謡一曲歌い終わるまで手洗いをするなどきまりを作るのも良いでしょう。また、指の間、爪の間は綺麗に洗いにくいので、その部分は手伝ってあげると良いでしょう。(看護師)
最近は子供の手洗い練習用のスタンプがありますから、これを利用してお子さんがきちんと手洗いできているか試してみてください。(看護師)

うがいは10秒を3回が理想

理想的なうがいは、ブクブクうがいを1回、ガラガラうがいを2回、1回あたり30秒とされているようです。お茶でうがいをするのが効果的だというアドバイスもありました。

うがいは、1回目はブクブクうがい、その後ガラガラうがいを2回するのが効果的と言われています。1回に10秒行うと効果があると言われていますが、子どもの場合は10秒間上を向いてうがいをするのは難しいですし、飲み込んでしまう可能性もありますので、子どもが可能な長さで良いでしょう。(看護師)
水だけでのうがいでも効果はありますが、緑茶や紅茶でうがいをすると効果が高まると言われています。子どもが渋みを嫌がらなければお茶でうがいをする方法もあります。うがい薬などは使う必要がありません。特に喉の粘膜の弱い子どもは、むしろ粘膜を傷つける可能性があります。(看護師)

手洗いとうがいは、頻度というよりも、帰宅時など必要なポイントを押さえて行うよう勧められています。手洗いは流水と石鹸で30秒以上、うがいは10秒を3回に分けて行うのが理想的だと、具体的な方法についてもアドバイスがありました。


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