鼻水、咳、痰

風邪をひくたびに長引く咳症状、なぜ?予防するには?

風邪をひくと必ず咳が止まらなくなるという子どもについて悩みが寄せられました。咳症状が毎回悪化してしまう原因と、予防方法について、専門家はなんとアドバイスしているでしょうか。

3歳児のママからの相談:「咳症状の予防方法」

3歳の娘ですが、幼稚園に通うようになってから風邪を2カ月に1度は引くようになりました。その度に鼻水がひどくて必ず咳の症状が出てきます。一旦咳が出始めるとなかなか止まらず、お医者さんで処方された咳止めもあまり効果を発揮しません。夜寝ている時に特に咳き込みがひどくなり見ている私も気が気ではありません。なぜ風邪を引くたびに咳の症状が出てさらに必ず悪化するのでしょうか。どうすれば咳の症状が出ないように予防できるのでしょうか。(20代・女性)

子どもは気道が細く過敏になりやすい

子どもは気道が細い痛め、咳症状が出やすく、長引きやすいようです。また、炎症が長引くことで気道が過敏になるという指摘もありました。

咳は体に侵入したウィルスやホコリを出すために反射的に起こる症状です。さらに風邪などで喉や気管支に炎症が起きれば、痰を出すために咳がひどくなります。(看護師)
他の症状が落ち着いた後も、咳だけが長引くことがありますが、これは気道の炎症は治まるまでに時間がかかるため、その間気道が過敏になり少しの刺激でもすぐに咳が発生してしまうからです。(看護師)
子どもは気道が細く、咳反射も強くでます。そのため、大人よりも咳き込みやすく、長引きやすくなります。特に、夜になると副交感神経が優位となるため、気道の筋肉がゆるみ、気道が狭くなります。気道が狭くなることでさらに過敏になるため、咳が出やすくなります。(看護師)
咳や鼻水の症状が長引けば長引くほど、気道の過敏性は強くなり、咳喘息などに移行する場合があります。(看護師)

加湿に注意し、風邪をひいたらすぐ受診を

咳症状の予防策としては、部屋の加湿が大切であるようです。また、温かい飲み物、特に蜂蜜を飲ませることが勧められています。タバコや芳香剤など、咳を助長する要素は排除しましょう。風邪をひいてしまったら、ひきはじめにしっかり治療を受けられるよう、早めの受診が勧められています。

咳込んだら温かい飲み物を少しずつ飲ませてください。痰が絡む時は背中をトントンして痰を出させてください。蜂蜜は咳を抑える効果があるので、寝る前にお湯で溶かした蜂蜜を飲ませてみてください。(看護師)
大切なのは加湿です。部屋の湿度を50~60%程度に保つようにしましょう。暖かいお茶を飲ませたり、うがいをさせるのも良いでしょう。また、タバコの煙、芳香剤や香水、ハウスダストなどは咳を助長しますので、換気をしたり寝具の清潔を保つようにしましょう。(看護師)
なによりも風邪症状が出はじめたら、まずは早期受診をおすすめしています。風邪を引き始めたら、早い段階で治療し、症状を最小限にすることが大切です。(看護師)

子どもは気道が細いため咳症状が出やすく、炎症が長引くことで気道が過敏になりやすいようです。予防のためには部屋を加湿し、温かい飲み物を飲ませることが提案されています。風邪をひいたら、症状を最小限にするため早めの受診が勧められています。


2019/02/06

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