おっぱいマッサージ

おっぱいマッサージは妊娠中からやるべき?専門家に聞いてみた

産後スムーズに母乳が出せるよう、妊娠中からおっぱいマッサージをした方がよいと言われています。しかし乳房のマッサージは子宮を収縮させるため、妊娠中はあまりしない方がよいとの意見もあるようです。看護師さんたちは何と言っているのでしょうか。

おっぱいケアについての相談:「妊娠中のおっぱいマッサージはしない方がよい?」

現在妊娠7カ月ですが先日市のマタニティークラスで、産後に母乳が出やすいように妊娠中からおっぱいのケアをしましょうという話がありました。しかし担当医からは、妊娠中のおっぱいケアは早産を招くことがあるのでやめた方がよいと言われました。今の所経過は順調なのでおっぱいケアを始めたいのですが、やはりやめた方がよいのでしょうか。妊娠中にケアしなくても、母乳育児はできますか?(30代・女性)

できれば毎日少しずつ

おっぱいマッサージは子宮への刺激に繋がるので、しない方がよいという意見もあります。しかし一度にたくさんの刺激を与えるわけではないですし、産後の母乳育児のためには少しずつマッサージをして、乳首を柔らかくしておく方がよいようです。

おっぱいのケアは産後の母乳栄養のために必要で、乳房全体のマッサージと乳輪を柔らかくする乳頭部のマッサージがあります。おっぱいケアをすると、オキシトシンというホルモンの分泌が盛んになり子宮を収縮させるためマッサージをためらう方も多いですが、ケアを行っていないと母乳の出が悪い・乳首が硬く赤ちゃんが上手く吸いつけない・乳腺炎を起こしやすいということがあります。(産科看護師)
おっぱいケアは妊娠中後期から勧められると思います。お腹の張りや早産の可能性がある時は行う必要はありませんので、助産師や医師のの指示に従って始めてください。一度にたくさんしても効果はないため、毎日少しずつ行いましょう。(産科看護師)
おっぱいのマッサージは安定期に入る16週頃から始められますが、産院によっては35週頃からでもよいという医師もいます。先ずは、おっぱいマッサージを始められる時期を再度医師に確認されてはいかがでしょうか。また健診の際、助産師におっぱいの状態をみてもらうのもよいと思います。(内科看護師)

マッサージができなくても大丈夫

妊娠すると、母乳を出すための身体の準備は進んでいるので、おっぱいのケアができなかったからといって母乳が出ないというわけではありません。しかし何か乳頭にトラブルを抱えている場合、おっぱいケアをしておいた方が母乳の分泌はスムーズだと思います。

妊娠をした時点から乳管組織が増殖し乳房や乳頭・乳輪が大きくなり、妊娠中期には母乳を作る準備もちゃんとできているので、おっぱいマッサージをしなかったから母乳育児ができないということはありません。しかし、乳頭が小さい・扁平気味などのトラブルがあると赤ちゃんが乳頭を吸い難いという問題が生じるので、できればおっぱいケアはしておく方がよいかもしれません。(内科看護師)

妊娠経過が順調であれば、産後の母乳育児のためにマッサージは始めておいた方がよいかもしれません。次回の健診の際などに、医師や助産師にその旨相談してみてもよいでしょう。


2015/05/22

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