指しゃぶり

2018/05/12

ご飯の時も寝る時もずっと指しゃぶり、このままで大丈夫?

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

ご飯の時も寝る時もずっと指しゃぶり、このままで大丈夫?

断乳後に始めた指しゃぶりを、2歳になった今もやめられないという悩みが寄せられました。ご飯の時も寝る時も休みなく一日中指をくわえているようですが、どうすればよいのか、専門家の意見を聞いてみましょう。

2歳児のママからの相談:「息子の異常なほどの指しゃぶり」

2歳になる息子がいます。1歳半になった時に授乳をやめ、断乳に成功しました。ですがそれから少しずつ指を口に入れることが多くなりました。授乳をやめたことで寂しいのだと思い、しばらくは指を離すこともしませんでした。ですが、2歳を迎えた今も指しゃぶりがやめられません。ご飯を口に入れカミカミしている間も指をくわえ、寝るときも指しゃぶりしていないと寝てくれません。寝込んだ後に指を外しますが気付けばまた指しゃぶりをしているような状態で困っています。指しゃぶりをする指は皮が捲れてしまうこともあります。見つけるごとにダメだよと声掛けするだけでもよいのでしょうか。(30代・女性)

2歳を過ぎての指しゃぶりは寂しさや不安の表れ

この時期の指しゃぶりは、精神的な不安や寂しさ、ストレスの表れだと指摘がありました。指しゃぶりを叱ると、子どものストレスを増強させる可能性があるようです。

赤ちゃんの指しゃぶりと2歳を過ぎた幼児期の指しゃぶりは意味が異なります。2歳を過ぎてからの指しゃぶりは不安・ストレス・寂しさなどの感情の表れと言えるでしょう。お子さんの場合は、断乳後に始まったということで断乳による寂しさや不安が指しゃぶりの原因となっているのかもしれませんね。(看護師)
指しゃぶりは、子ども自身も無意識に行ってしまう行為なので、大人がそれを怒ったり、指摘したりすることは逆効果になってしまいます。子どものストレスやイライラ、罪悪感を増強させ、ますます指しゃぶりに執着させてしまう可能性があります。そして、お母さん自身もますます子どもの指しゃぶりが気になってしまい、ストレスが強くなる可能性もあります。まずは、見守りましょう。(看護師)

安心感を与える接し方がおすすめ

指しゃぶりを無理にやめさせようとするのではなく、指しゃぶりの原因となっている寂しさや不安を解消できるよう、安心感を与える接し方が勧められています。

指しゃぶりをしていたら、言葉ではなく遊びやスキンシップなどで別の方向に意識を向けてみるのも良いでしょう。指しゃぶりの原因となっている寂しさや不安を取り除くことが大切です。「ダメだよ!」ではなく「大好き!」と抱きしめたり、寝る前に絵本を読んだり、手をつないで寝るなど、ぬくもりと安心を感じられるように接してみると良いでしょう。(看護師)
無理にやめさせるのではなく、指しゃぶりを始めたら、おもちゃを与えたり・散歩に連れて行ったり・一緒に遊んでお子さんの気分を紛らせてください。子どもには辛いかと思いますが、舐めると苦い味のする指しゃぶり防止のマニキュアや、指しゃぶり矯正の手袋もあります。(看護師)

2歳を過ぎての指しゃぶりは、寂しさや不安など精神的なところに原因があるようです。叱ったり無理にやめさせようとするのではなく、抱きしめるなど安心感を与える接し方をすることが勧められています。


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