しつけ・教育

2018/05/13

なかなか身につかない手洗い習慣…清潔にし過ぎも良くないの?

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

なかなか身につかない手洗い習慣…清潔にし過ぎも良くないの?

子どもに手洗い習慣をつけさせたいママは少なくありません。清潔にし過ぎるのも良くないとの声もありますが、どのような対処が良いのでしょうか。専門家に聞いてみました。

5歳児のママからの相談:「手洗い習慣の必要性」

5歳の息子に手洗い習慣をつけさせたいのですが、うまくいきません。帰宅後やトイレの後、食事の前には必ず声掛けするものの、毎回のことで疲れてしまいます。多少菌があった方が病気に強い等と聞くと強制する必要があるのか疑問に思います。手洗いはこまめにした方が良いのでしょうか。石鹸で手首や爪までしっかり洗わなければ意味がないのでしょうか。(40代・女性)

感染予防に手洗いは大切。外遊びを避けたり除菌のし過ぎはNG

外遊びの自粛や行き過ぎた除菌は良くないものの、基本的な感染予防として手洗いは大切なようです。

確かに神経質になり過ぎると皮膚のバリア機能が低下し、常在菌にも抵抗出来なくなるといわれますが、抵抗力の弱い子どもには最低限の感染対策は必要かと思います。一般的な感染予防対策はうがい・手洗いで、外出後・トイレの後・食事前の手洗いは習慣づけた方が良いです。(看護師)
清潔を気にし過ぎて、外遊びに消極的になったり、家の中でも除菌に気を使い過ぎると、免疫が育まれなかったりアレルギーを発症する可能性が出る等の弊害がありますが、風邪やインフルエンザ、ノロウィルス等の、生活の中での基本的な感染予防として手洗いは必要です。帰宅後・トイレの後・食事前は適切なタイミングです。(看護師)

怒らず楽しく出来る工夫を。石鹸がない時は水だけでも洗って

子どもが楽しく出来る工夫をするのが良いようです。石鹸がない時は水だけでも効果はあるとの声がありました。

理想的な洗い方は、石鹸やハンドソープを十分に泡立てて30秒以上こすり洗いし、流水で洗い流すのを2回繰り返す方法です。外出先などで石鹸がない場合は流水のみでも行いましょう。手洗いをしない場合に比べ、細菌数が減るといわれます。(看護師)
自ら進んで手洗いする習慣をつけるには大人の手洗いの場面を見せることが大切です。怒るのではなく「出来たら褒める」を徹底すると達成感が得られ、自然に習慣化するでしょう。お母さんもストレスを貯めず、楽しく行いましょう。(看護師)
好きなキャラクターでコップやウォーターガイド(蛇口を延長するもの)を揃える等、楽しくなる環境を整えましょう。ハンドソープ・紙石鹸なども使い、手を洗ったらシールを貼って貯まったらご褒美がもらえる等のミッションも良いでしょう。(看護師)
「手を洗いなさい」だけでは聞かないのでママも一緒に洗いましょう。ハッピーバースデイの歌を2回歌うくらいが目安で、お子さんが好きな歌でやってみましょう。5歳なら「手にバイキンマンがたくさんいるよ~やっつけよう!」と声掛けしてみて下さい。(看護師)
殺菌作用のある石鹸で指や爪の間・手首まで洗うのが理想ですが、最初は水だけでも良いでしょう。そのうち石鹸も使うようになると思います。手洗い練習用スタンプもあります。お子さんの手にスタンプを押して「これが消えるまで洗おう」と試してみましょう。(看護師)

外出後・トイレの後・食事前の手洗いは習慣づけた方が良いようです。ママも一緒に手洗いするのが良いとのアドバイスもありました。


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