しつけ

2018/05/20

おねしょを気にする6歳児、気にしないように促すには?

この記事の監修/執筆

専門家監修記事(Q&Aコメント)

おねしょを気にする6歳児、気にしないように促すには?

小学校入学後おねしょをするようになった子どもについての相談です。精神的な原因を疑い、気にしないように助けたいとの悩みに対し、専門家はどう答えているでしょうか。

6歳児のママからの相談:「おねしょを気にせず寝るためには?」

現在6歳の娘は、今までほとんどおねしょをしたことがなかったのですが、小学校入学後、急におねしょをするようになりました。本人も気にして寝る前には必ずトイレに行くようにしているのに、なぜかわからず、悩んでいます。とても用心深い子なので失敗体験が尾を引いて余計に気にしています。学校では、おもらしもなく、普通に過ごしており、遊んでいる時や家でも特に問題はないようです。精神的なものが原因しているのかと思うのですが、気にしないように促す方法はありますでしょうか。(40代・女性)

精神面・身体面の両方の原因が考えられる

この年齢でのおねしょの原因としては、精神的なストレスと身体の機能の二通りが考えられるようです。

5~6歳以降から再び始まるおねしょの原因には精神的ストレスや不安が大きく関係している可能性があります。幼稚園や小学校入学・兄弟が出来る・引越しなどの環境の変化によりおねしょが始まることは多々あります。(看護師)
ストレスでもおねしょをする子もいますが、身体の機能が原因のこともあります。子どものおねしょは、夜間の尿量が多い場合と、膀胱が小さい場合の大きく2つに分けられます。(看護師)
寝ている間は、抗利尿ホルモンが働いて尿量が減るのですが、自律神経の乱れによってホルモンのバランスが崩れ、抗利尿ホルモンの分泌が少なかったりすると、夜間の尿量を減らすことができません。また膀胱が小さいと、おしっこを溜めておくことができずに、おねしょをしてしまいます。抗利尿ホルモンは寝ている間に分泌されますから、夜中に起こしてトイレに行かせるようなことはなさらないでください。(看護師)

落ち着いて対応し、必要なら受診も検討を

大人が焦らず落ち着いて対応することが大切だと指摘がありました。おねしょの頻度や期間によっては、受診を検討することも勧められています。

まず、急におねしょが始まっても、お母さんが焦ったり怒ったりしては子どもはもっと不安になりますので、落ち着いて対応してあげましょう。おねしょやお漏らしをしないように頻繁にトイレに連れて行ったり、声をかけたりなど親が過剰に意識してしまうと、かえって逆効果になる場合もあります。大人が気にしすぎると、本人も気にして頻繁にトイレに行こうとしたり、尿が出ないのに出るような気になってしまったりすることがあります。(看護師)
塩分の多いお菓子や食事を避け、寝る前の水分摂取を少なくしましょう。おねしょをしたときは怒らず、おねしょをしなかったときにはたくさん褒めてあげるようにし、本人に安心感を与えることが大切です。それでも、毎日おねしょをする・3カ月以上続く場合には、小児科・泌尿器科を受診しましょう。薬物療法や生活指導などが必要な場合もあります。(看護師)

この時期のおねしょには、精神的なものと身体的なもの、二通りの原因が考えられるようです。大人が過剰に意識せず落ち着いて対応すること、必要なら受診を検討することが勧められています。


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