調査・アンケート

2018/06/19

子どもを野菜好きにするためのトレーニング「ベジトレ」調査実施

この記事の監修/執筆

ニュース編集部

子どもを野菜好きにするためのトレーニング「ベジトレ」調査実施

トレンド総研が「ベジトレ」に関する調査を実施

生活者の意識・実態に関する調査をおこなうトレンド総研は、子どもを野菜好きにするためのトレーニング=「ベジトレ」をテーマにレポートを行っています。

学校における給食の「残食率」の高さ

学校における給食の「残食率」の高さが問題となっており、提供する給食メニューの改善と合わせて、子どもたち自身の偏食が進んでいるという声も上がっています。この問題の中で、子どもを野菜好きにするためのトレーニング「ベジトレ」が注目を集めており、特に小学校入学前後の家庭では、子どもの食事傾向、その後の人格形成にも影響を及ぼすという見解もあります。

そこで、小学校教員および母親への調査を実施しました。

約9割の教員が残食率が気になると回答

給食のある学校において担任・副担任を務める小学校教員300名を対象に、「給食残し」に関する調査を実施しています。

「ご自身の学校やクラスで、給食の残食率が気になることはありますか?」と尋ねたところ、約9割もの教員が「ある」と回答しています。

さらに、「10年前と比べて、給食の残食率は増えていると思う」と答えた人は約7割、「10年前と比べて、偏食の児童は増えていると思う」と答えた人は約8割になっています。

野菜メニューが食べ残しが多い

「学校給食において食べ残しが多い献立・食材」を質問したところ、「野菜のメニュー」が最も回答を集めて85%でした。

ベジトレは、学校だけでなく家庭でのトレーニングも望まれており、「近年は、家庭での食育が不足していると思う」(92%)、「小学校入学のタイミングで、野菜が嫌いな子どもは、その後の克服が難しいと思う」(74%)との意見も上がっています。

家庭におけるベジトレ

続いて、小学校入学前の子どもがいる母親300名に調査を行いました。

「現在、お子様に嫌いな野菜がありますか?」と質問したところ、全員が「ある」と回答しており、「小学校にあがる前までには、お子様に嫌いな野菜を克服して欲しいと思いますか?」との質問には、「そう思う」と92%の母親が答えました。

解決法を尋ねると、調理によって野菜への抵抗感をなくしたり、子どもが野菜を食べるモチベーションをアップさせたりなど、様々な工夫を行っている母親が多くいました。

「小学校にあがる前に、子どもが嫌いな野菜を克服できそうだと思う」と答えた母親は48%にとどまっており、家庭での食育が重要と理解しつつ、具体的に何をすればいいかわからないと悩んでいる人が多くいます。

ベジトレは、チャレンジのきっかけが大切

家庭における「ベジトレ」のポイントについて、栄養士・料理研究家・食コンサルタントの浜田陽子先生に尋ねました。

以下のようなコメントをされています。

ベジトレは、実はちょっとした声掛けがきっかけで食べられるようになることは多いもの。また、「昨日は食べられなかったけれど、今日は大丈夫だった」、「給食では食べられなかったけれど、家では食べられた」ということも珍しくありません。野菜を好きになるトレーニング=「ベジトレ」を通じて、まずはチャレンジのきっかけをつくることが重要です。

ベジトレには、チャレンジのきっかけが大切となっています。

参考サイト

トレンド総研


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