子供の食事

野菜を全然食べてくれない…いつまでに対処しないといけないの?

子どもの好き嫌いに頭を悩ませるお母さんも多いですが、特にその中でも野菜嫌いは対処が難しいもの。色々と自己流で試行錯誤してみても、実は余計野菜嫌いを悪化させてしまっているかも、、

どのように対処するのが正しいのでしょうか。子どもの食育事情に詳しい、栄養士・料理研究家・食コンサルタントの浜田陽子先生に子どもを野菜好きにするトレーニング“ベジトレ”について教えてもらう連載をスタートします。

第一弾となる今回は、ベジトレを行うタイミングについてです。

食の好みは成長と共に変わっていくだろうと長い目で見守る方法もあるかもしれませんが、食べないことを全面的に許容するのはNG。
食べることは人や食材への感謝を現す生活活動でもあります。食へのスタンスや嗜好の土台をつくる子どもの時にしっかりと野菜を好きになるトレーニング=「ベジトレ」をしてあげることが大切です。

子どもの好き嫌いは12歳までのトレーニングが重要

食の好き嫌いは味を感じる舌と、舌の感じた味を正しくキャッチする脳の両方が完成する8歳ごろまでにほぼ決まると言われています。ただ、9~12歳という年齢は情緒の成長が著しい年齢で、好き嫌いには身体的要因以外にも理性・自尊心といった心理面も関わってきます。 食事にたいするマナーや姿勢という心理的な要因も理解し、自分の心に情報を蓄えることのできる12歳までのベジトレが重要です。

給食に備えて小学校入学前までにベジトレを

できれば小学校に入学する前にある程度野菜嫌いを克服しておきたいところ。小学校に進学すると、給食でみんなと一緒のメニューを食べることになります。お母さんが好きな食材、味付けをしてくれる家での食卓とは違い、給食では出されたものを食べなくてはいけません。給食で野菜、特に生野菜を残す子がとても多いという話をよく聞きます。

実際に今年5月にトレンド総研が行った調査で、「学校給食において食べ残しが多い献立・食材」を質問したところ、「野菜のメニュー」が85%で最多になりました。

栄養面もですが、マナーの意味でも嫌いな食材をずっと避ければいい訳ではもちろんないので、小学校に入る前にいろいろな食材や味付けを自宅でも体験させてあげ、慣れている味以外も食べれる舌やマインドを育てることが大事です。

(監修:栄養士・料理研究家・食コンサルタントの浜田陽子先生


2018/07/10

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この記事の監修/執筆

栄養士・料理研究家・食コンサルタント浜田 陽子