子供の食事

2018/07/24

野菜を好きになるトレーニング“ベジトレ” 5つのポイント

この記事の監修/執筆

栄養士・料理研究家・食コンサルタント浜田 陽子

野菜を好きになるトレーニング“ベジトレ” 5つのポイント

近頃は平日は働いているというお母さんが増えてきました。
子どもの野菜嫌いで悩んでいるものの、仕事で疲れていてなかなか向き合う体力、気力がないというお声をよく伺います。
今回、忙しいお母さんでも実践できる、”ベジトレ”を5つのポイントをまとめました。

①お買い物で子どもに野菜を選ばせる

子どもに“選ぶ”という主体性のある行動を促すことがポイント。「野菜は色が濃い方がおいしいんだって!どれが1番色濃いかな?」など、声をかけてあげるのがオススメ。自分で選んだ野菜なら子どももチャレンジしやすいです。家族に協力してもらい、「今日の野菜、おいしい!」と言ってもらえば、「パパが自分の選んだ野菜をおいしいと言ってくれた!」と、野菜にまつわるポジティブな経験ができるのでさらに効果的です。

②野菜の料理のお手伝いで素材に触れさせる

料理のお手伝いをすることで、ご飯を作る手間や大変さが経験でき、食べることの大切さを感じることができます。レタスをちぎる、ミニトマトのヘタを取るなどは粘土遊びが出来るならば、お手伝いできます。あくまでも目安ですが、切る作業は早いと4歳くらいからプレ包丁やテーブルナイフを使えばできます。個人差はありますが小学1年生くらいから以降は、こども包丁にステップアップさせてあげてOKです。熱を使う「炒める」作業は小学3年生くらいから徐々に挑戦してみましょう。

③子どもの自尊心をくすぐる声掛け

自尊心をくすぐる声掛けは、子どものモチベーションアップに非常に効果的です。思い込みではっきりした理由がないまま野菜を遠ざけていたが、チャレンジできたきっかけは声掛けだったという子どもは8割以上います。「全部食べられたらおばあちゃんに自慢しよう!」と野菜を食べられたらその場にいない人に報告させたり、「昨日ニンジン食べれたのすごいってパパが言ってたよ!」と子どもの知らないところでほめていたのをこっそり伝えるのも、とても効果的なので是非試してみてください。

④間食や補食に野菜ジュースや野菜を使ったおやつを活用

野菜がはいっているのに飲めた・食べられたという成功経験をすることが子どもの自信につながります。野菜全般を拒絶してしまっている子へのファーストステップとしては、食べやすい野菜ジュースや野菜を使ったおやつもはとても有効です。

⑤野菜ジュースやトマトジュースを使ったおかずで野菜味へのハードルを下げる

野菜ジュースをそのまま飲むのも難しいようであれば、料理に使ってみるという手段もあります。カレーの調理などで水を使うところを、野菜ジュースに置き換えるなどの裏技も効果的です。このときのポイントは、「この料理に野菜ジュースが入っていたんだよ」ときちんと子どもに教えること。子ども自身に「この料理には野菜ジュースが入っていて、自分の口に入った」ということを理解させることが、成功体験へとつながり、野菜嫌い克服への第一歩になります。

(監修:栄養士・料理研究家・食コンサルタントの浜田陽子先生


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