発達

2018/06/27

スプーンが使えず手づかみの子ども、上手になるには?

この記事の監修/執筆

専門家監修記事(Q&Aコメント)

スプーンが使えず手づかみの子ども、上手になるには?

スプーンやフォークがうまく使えず、手づかみでご飯を食べる2歳児についての相談です。同じ年齢のほかの子どもと比べて焦っているようですが、専門家はなんとアドバイスしているでしょうか。

2歳児のママからの相談:「ご飯の食べ方について」

2歳になったばかりの娘ですが、未だにスプーン、フォークがうまく使えず手づかみでむしゃむしゃと食べています。同じ年齢の子と比較してみると、上手にスプーンやフォークで食べられている子が多く、そろそろお箸に移行しようとしている子もいたので、少し発達が遅いのかと心配です。スプーンで食べようねと言うととりあえずは使おうとするのですが、うまく食べられないのが気にいらない様ですぐに手づかみに戻ってしまい、再度スプーンを渡すと嫌がって使ってくれなくなります。何か上手に使える様な方法はないでしょうか。(20代・女性)

今は手づかみ食べで大丈夫

2歳は手づかみ食べのピークであり、特に心配する必要はないと指摘がありました。さらに、手づかみ食べには脳の発達に対するメリットがあるようです。

2歳であれば、まだ心配する必要はありません。スプーンを使えるようになる時期には、個人差があります。手づかみ食べのピークが2歳と言われていますので、今はその真っ只中にいるのだと考えて気持ちを楽にしましょう。(看護師)
手づかみ食べは、悪いことではありません。手で食べ物の温度・感触・量を感じることが脳への刺激になります。また、手づかみであっても「食べること」に興味があり、積極的に取り組もうとしているのであれば、それは十分に褒めてあげましょう。(看護師)

大人が手伝いながら子どものペースで

子どものスプーンの上達を助ける方法がいくつか提案されています。ほかの子どもと比べることなく、その子のペースで進めていくとよいようです。

とりあえずはスプーンを使おうとするのですから、ママも一緒にスプーンを使って食べてください。お子さんのスプーンに食べ物を乗せ、手を添えて口に運んであげてください。一度、放棄したら無理せず次回にチャレンジしてください。また、食べ物をこぼしたり・食器をひっくり返してもよいように床に新聞紙をしいたり・プラスチックなどの食器を使ってください。(看護師)
本人にスプーンを使う意欲はあるが、上手く出来ないことでやりたくなくなるのであれば、大人が手伝ってあげましょう。はじめは、大人がスプーンで食べさせてあげる、そして、次は子どもが持っているスプーンの食べ物をのせてあげ、口へ運ぶのを手伝ってあげるようにします。最初から一人では食べられませんし、出来ていても食材やメニューによっては出来ないこともあります。(看護師)
子ども用のスプーンではなく、1回用のスプーンや大人用のスプーンなど意外なものが本人の興味を引き、また食べやすい場合もあります。他の子と比較せず、2人のペースで進めていきましょう。(看護師)

2歳での手づかみ食べは特に心配する必要なしとのアドバイスでした。手づかみ食べにもメリットがあり、焦らず子どものペースでスプーンの上達を手伝ってあげることが大切であるようです。


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