胎児への影響

2015/05/24

妊娠中にチーズはNG?妊婦が避ける食べ物とは

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妊娠中にチーズはNG?妊婦が避ける食べ物とは

妊娠中はチーズを食べることはよくないという噂は本当でしょうか。他にも控えた方がよいものはあるのでしょうか。看護師さんに聞いてみました。

妊婦さんから食事の相談:「妊娠中に避けるべき食べ物は何ですか?」

最近、妊娠中はチーズを避けるべきという話を聞きました。いろいろな噂がありますが何が本当かわかりません。妊娠中に避けるべき食べ物や調理法を教えてください。(20代・女性)

少量ならば問題ないものの 。バランスよい食事を心がけて

少量ならば問題ないものも少なくないようです。同じものばかり食べないことが大切です。

バランスよく食べることが必要です。何でも制限すると栄養不足や貧血になったり、ストレスになってかえって胎児に悪影響です。過剰な制限は必要ないです。もちろん激しい運動やタバコなど明らかに胎児に悪いものは避けましょう。(産科・婦人科看護師)
お寿司がよくないといわれるのは食中毒になる可能性があり、下痢による腸の動きで流産しやすくなるためです。またマグロなど大きな魚には水銀が、妊婦によいとされるヒジキにもヒ素が含まれ、どちらも赤ちゃんに悪影響ですが、毎日お寿司やヒジキばかり食べる人はいません。食べ過ぎなければ問題ありません。(産科・婦人科看護師)
アレルギー体質のお母さんなら子供がアレルギーを起こしやすい食べ物、牛乳や乳製品、卵などは極力控えた方が子供が生まれてからアレルギーを起こしづらいといわれています。(消化器科看護師)

チーズは過熱処理されたものを。果物や野菜はしっかり洗って。

避けるべきは火が通っていない食べ物です。過熱処理されたものを選びましょう。

カルシウムや鉄分など妊婦に必要な栄養素を含むチーズですが、殺菌処理されていないブルーチーズ、カマンベール、ナチュラルチーズにはリステリアという細菌や寄生虫がいる場合があり、食中毒や感染症を起こしやすいです。殺菌処理されたものや、過熱処理されたピザやトーストなどは問題ありません。(産科・婦人科看護師)
リステリア属細菌はカマンベールなどの柔らかいチーズやブルーチーズなどのカビの生えたチーズのほか、パテなどにも含まれる場合があり、流産や早産、死産の原因となることもあります。(一般内科看護師)
生肉にはトキソプラズマなどバクテリアが含まれていることがあります。生卵はサルモネラ菌による食中毒の恐れがありますが、低温殺菌処理後の卵なら大丈夫です。(一般内科看護師)
魚やシーフードは調理済みのものを使うか、一度冷凍すると寄生虫は死滅します。高レベルの水銀を含むカジキやサメ、ツナなどは週に1度にしましょう。(一般内科看護)
野菜やフルーツはトキソプラズマが潜んでいることも。しっかりと洗いましょう。(一般内科看護師)
カイワレやもやしなどの生の豆類のスプラウトはサルモネラ菌や病原性大腸菌が潜んでいる場合があります。(一般内科看護師)

妊娠中は生食を避け、バランスよい食事が心がけましょう。


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