体重管理

妊娠後期に入って増減を繰り返す体重…安定させる方法は?

悩ましい妊娠中の体重コントロール。どうしたら安定するでしょうか。看護師さんに聞いてみました。

妊婦さんからの相談:「体重の増減をコントロールするには?」

38週ですが、体重が一日にkg単位で増減します。食事には気を使っていますが、現在8kg増で、このまま増え続けるのではないか、と不安です。サプリメントなどで調整すべきでしょうか。体重を安定させられる栄養などはありますか。(20代・女性)

体重を安定させる栄養はない。バランスよい食事と運動を心がけて

体重増加を防ぐにはバランスの取れた食事と適度な運動が大切です。

残念ながら体重が安定するような栄養はありません。バランスが取れた食事を心がけてください。(消化器科看護師)
妊娠後期の体重増加は週0.5kg以下が理想です。赤ちゃんはすでに成長しているので余計な栄養やカロリーは不要です。(産科・婦人科看護師)
体重増加を防ぐには量を減らし、油ものを避け、低カロリーの食事を心がけましょう。(産科・婦人科看護師)
妊娠初期(16週未満)の必要カロリーは1850kcal、中期(16週~28週未満)で2050kcal、妊娠後期(28週以降)で2250kcalです。食事と間食の合計がこの範囲に収まるようにしましょう。(一般内科看護師)
間食には果物や野菜、おしゃぶり昆布やこんにゃくゼリー、おからクッキーなど健康的で低カロリーのものを。(一般内科看護師)
陣痛を促すためにも身体を動かしましょう。急激な体重減少もよくありません。無理のない範囲で行いましょう。(産科・婦人科看護師)
ヨガやスイミング、ストレッチ、妊婦体操や散歩・買い物など、適度な運動を。摂り過ぎたカロリーの消費以外にも出産に必要な筋肉を鍛えたり、大きなお腹で思うように動けないストレスの解消や、肩や首のコリ緩和などの利点があります。また趣味やマッサージ、リラクゼーションなどでもストレス解消してください。(一般内科看護師)

サプリには赤ちゃんに合わない成分も。不安定な体重はむくみの可能性も

サプリメントは要注意です。また安定しない体重はむくみの可能性も。

妊娠中のサプリメント摂取はお勧めしません。薬ではないので大丈夫と考えるのは大きな間違いです。強い保存剤など赤ちゃんに合わない成分が入っている可能性もあるため、必ず医師に相談してから服用するようにしてください。(消化器科看護師)
体重が安定しないのはむくみの可能性があります。夜にすねや足の甲を指で押して引っ込んだままならむくみです。(一般内科看護師)
塩分の過剰摂取は食欲が増し、体内に水分が停滞してむくみの原因になります。塩分を控え、醤油の代わりにポン酢などを使いましょう。(一般内科看護師)
塩分を排泄してくれるカリウムを多く含んだパセリやバナナ、りんご、昆布などの海藻類、納豆などの大豆製品を積極的に食べましょう。(一般内科看護師)
むくみを改善してくれるお茶もあります。ノンカフェインの杜仲茶、ハトムギ茶、どくだみ茶、ハブ茶、スギナ茶、柿の葉茶、たんぽぽ茶、とうもろこし茶、ジンジャーティなどがオススメです。(一般内科看護師)

バランスのよい食生活と適度な運動で体重をコントロールしていきましょう。


2015/05/25

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