卵アレルギー

2018/07/21

卵アレルギーで通院中、給食や外食への対応は?

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

卵アレルギーで通院中、給食や外食への対応は?

卵アレルギーの子どもについての相談です。最近少しずつ食べさせられるようになったものの、給食や外食では分量や加熱の具合が不明確なので不安に感じているようです。栄養とアレルギー治療の両面から、専門家の意見を聞いてみましょう。

4歳児のママからの相談:「卵アレルギーで食事が偏る」

息子は卵アレルギーがあります。牛乳は3歳で解除になりました。卵はアレルギー科に通院中で、血液検査の値は下がってきました。やっと少しずつですが、料理に取り入れることができるようになりました。卵は栄養価が高いのでどんどん食べさせたいのですが、料理制限があり高温でよく加熱するという条件があります。煮込みハンバーグやゆで卵しか思いつきません。息子は今まで卵を食べていなかったので、卵に対して警戒しています。家庭では、卵の分量や調理時間が明確なので安心ですが、給食や外食は不安です。どのように対処したらいいでしょうか。(40代・女性)

給食や外食では慎重を期すのが正解

外食や給食では分量や調理法が把握しにくいため、慎重を期して卵除去を続けるのがよいようです。保育園(幼稚園)などでは事前にしっかり教員とコミュニケーションをとっておくことが勧められています。

現在まだ通院中で、完全に解除になっていない状態なのであれば、給食や外食では卵除去を継続するのがよいでしょう。(看護師)
外食で心配でしたら、お店の方に確認してよいと思いますし、最近は原材料を提示しているお店もあります。また、卵を使用していないファストフードもあります。しかし、材料に卵がなくても、卵に触れた手や調理器具で他の食材に触れ、卵の成分が混入することも考えられます。(看護師)
お菓子やケーキなどの卵が含まれる食品や、ちくわやかまぼこなどの卵をつなぎに使っている食品は大丈夫ですか?現在どこまでの改善が見られているかわかりませんが、メニューによってはまだアレルギーを発症する可能性がありますし、体調によっても左右されます。その判断が本人や学校では難しいでしょうから、慎重に進めていく方がよいでしょう。(看護師)
保育園(幼稚園)では、アレルギーに対応した給食を個別に出してくれますよね?担当の教員とアレルギーについてしっかり相談しましょう。(看護師)

不安なら無理に食べさせる必要はない

しっかり加熱できる卵料理の例を挙げていただきました。また、卵以外からも必要な栄養が取れるので無理に食べさせず、成長とともにゆっくり解除を進めていくとよい、というアドバイスでした。

卵料理でしたら、ハンバーグや茹で卵以外にも、目玉焼き・スクランブルエッグ・茶わん蒸し・オムレツ・卵焼きなどもあります。(看護師)
食物アレルギーは年齢と共に改善していくケースがほとんどです。お母さんや本人が心配にならない方法でゆっくり解除食を進めていきましょう。(看護師)
お子さんが警戒しており、ママも不安でしたら、無理に食べさせなくてもよいかと思います。卵でなくても豆類・魚類・肉類からも良質のタンパク質は摂ることができます。(看護師)

外食や給食では、卵除去を継続しておくほうが安心だと指摘がありました。また、心配なら無理に卵を食べさせず、他の食べ物からタンパク質を摂るようにすることも勧められています。


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