体重管理

妊娠中の体重増加が止まらない…食生活を変えて体重コントロールをしよう!

多くの妊婦さんを悩ませる妊娠中の体重コントロール。増え続ける体重はどうしたらよいのでしょうか。専門家に聞いてみました。

妊婦さんからの相談:「食べていないのに体重増加が止まりません」

現在34週です。最近1週間に1kg以上体重が増えています。この時期は赤ちゃんの体重はほとんど増えないため、母体の体重増加と言われたものの、食事量は増えておらず、原因がわかりません。運動したり食事量を減らす必要はありますか。(30代・女性)

妊娠後期になったら出産に向けて適度な運動を。

妊娠後期は安産のためにも運動を始めましょう。

赤ちゃんの成長が順調なら妊娠後期に余計な栄養は不要です。産道に肉がつくと難産になるので軽い運動を始めましょう。(産科・婦人科看護師)
普段の食事量が多いのかもしれません。食生活を見直しましょう。(消化器科看護師)
妊娠中の体重増加は妊娠前の体重から8kgまでといいますが、体型によっても異なります。BMI(肥満度を表す体格指数)別の推奨体重増加量は以下の通りです。
  BMI 18.5未満(痩せ型):9~12kg、週0.3~0.5kg
  BMI 18.5~25未満(普通):7~12kg、週0.3~0.5kg
  BMI 25以上(肥満):個別対応  (一般内科看護師)
運動やストレッチを毎日行うだけでもカロリーは減らせます。(消化器科看護師)
運動には出産のために筋肉を鍛えたり、カロリー消費や、思うように動けないストレスの解消、肩や首のコリ緩和などの利点も。ヨガやスイミング、ストレッチ、妊婦体操や散歩・買い物など適度な運動をするとよいでしょう。(一般内科看護師)
家事に加え、30分程度の散歩や室内でできる体操をしましょう。足踏みや廊下を歩くのもよいです。座る時にあぐらをかくと股関節が柔らかくなり、安産につながります。(産科・婦人科看護師)
趣味やマッサージ、リラクゼーションでストレスの解消をしましょう。(一般内科看護師)

むくみの可能性も。塩分を控え、カリウムを摂るなど健康的な食生活を。

むくみが原因の可能性も。健康的な食生活を心がけましょう。

急な体重増加はむくみの可能性も。カロリーを控えることで体重の増え過ぎやむくみをコントロールできます。妊娠初期(16週未満)の必要カロリーは1850kcal、中期(16週~28週未満)2050kcal、妊娠末期(28週以降)2250kcalです。食事と間食の合計カロリーをこの範囲内に収めましょう。(一般内科看護師)
塩分の過剰摂取は食欲を増し、体内に水分を停滞させ、むくみの原因に。醤油の代わりにポン酢を使うなど減塩を心がけて。(一般内科看護師)
カリウムは塩分を尿として排泄します。カリウムを多く含むパセリやバナナ、りんご、海藻類や大豆製品など食べましょう。(一般内科看護師)
ノンカフェインの杜仲茶、ハトムギ茶、どくだみ茶、ハブ茶、スギナ茶、柿の葉茶、たんぽぽ茶、とうもろこし茶、ジンジャーティなどは利尿作用があり、むくみを解消します。また、間食には果物や野菜、おしゃぶり昆布やこんにゃくゼリー、おからクッキーなど健康的で低カロリーのものを。(一般内科看護師)
栄養相談をしてくれる市の保健センターもあるので相談してみてください。(消化器科看護師)

妊娠後期は適度な運動と健康的な食生活を心がけましょう。


2015/05/26

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