睡眠不足

妊娠してから眠れない…お腹の赤ちゃんは大丈夫?

妊娠による身体の変化は思った以上に大きいもの。妊娠してからトイレが近くなったり、つわりで気分が悪くなったりで夜眠れなくなり、赤ちゃんへの影響を心配する妊婦さんに、専門家からはどのような回答が寄せられたでしょうか。

妊婦さんからの相談:「妊娠してからずっと眠れません」

現在25週ですが、眠れない日が続いています。妊娠してすぐトイレが近くなり、今でも夜に何度もトイレに起きます。つわりの時期には吐き気や胃のむかつきで眠れず、お腹が膨らみ始めてからは息苦しくて寝つけません。お腹がもっと大きくなれば仰向けで寝づらいだろうし、胎動を感じるようになったらもっと眠れないのではと不安です。お腹の赤ちゃんは大丈夫でしょうか。(20代・女性)

健診で問題なければ大丈夫。水分を控え、軽い運動を。

健診で問題なければ赤ちゃんは心配ないようです。水分を控えて頻尿を防ぎ、適度な運動をしましょう。

妊娠したことで膀胱が圧迫され、頻尿になることは非常に多いです。寝る前にはなるべく水分を控えるようにし、喉が渇いた時に少しだけ飲みましょう。(産科・婦人科看護師)
つわりで不眠になる人もいますが、お母さんが不眠でも赤ちゃんは自分のペースで寝るため、心配ありません。ただ、お母さんが疲れると赤ちゃんに充分なエネルギーが送れません。昼間でも横になって休むようにしてください。(産科・婦人科看護師)
眠れないことがストレスになると赤ちゃんにも悪影響なのでは、と心配されていますが、妊婦健診で赤ちゃんが順調に成長していれば心配する必要はありません。気分転換したりして少しでも休むようにしましょう。(産科・婦人科看護師)
栄養のバランスが取れているのであれば、お腹の赤ちゃんはちゃんと成長しています。(消化器科看護師)
身体が冷えていたり、眠ろう眠ろうと思うと逆に脳が興奮して眠れません。温かくしてリラックスできる音楽を聴いたり、寝る前に読書をすると入眠できるかもしれません。(産科・婦人科看護師)

睡眠の質をよくするには「姿勢」と「体温」を意識して。

睡眠の質をよくするために姿勢と体温も大切です。同じ経験をしたとの声も寄せられました。

寝る時には横向きになりましょう。特に左を下にすると血行がよくなり、楽に寝られるようになります。足の間に枕やクッションを挟むなど、自分が楽な姿勢を見つけましょう。(一般内科看護師)
私も妊娠中ずっとそうでした。いろいろ試してみて一番よかったのは座椅子を少し倒して足の下に枕を入れて寝る方法でした。一度試してみてください。(消化器科看護師)
スイミング、散歩など日中や夕方に定期的に軽い運動をしましょう。身体を動かすと睡眠の質が改善します。夜は目が覚めてしまうので避け、寝る前にはリラックスできるヨガやマッサージなどを行いましょう。(一般内科看護師)
寝る前にはぬるめのお湯にゆっくり浸かってリラックスしてください。アロマオイルを入れるとより効果的です。(一般内科看護師)
妊娠中は体温が上がって暑く感じるため、窓を開けたり、室温は少し低めにすると気持ちよく眠れます。(一般内科看護師)

眠れない時は日中の軽い運動を心がけ、寝る前の水分は控えるようにしましょう。寝る時の姿勢や温度にも気を配ることでより寝やすくなります。


2015/05/26

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