妊娠5カ月(妊娠16~19週目)

2018/07/15

つわりは治まったのに食欲がない…努力して食べるべき?

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

つわりは治まったのに食欲がない…努力して食べるべき?

つわりが治まってからも食欲が戻らないという悩みが寄せられました。胎児のために努力して食べているものの、食事が苦痛になっているということですが、専門家はなんとアドバイスしているでしょうか。

妊娠5ヶ月のプレママからの相談:「つわり後、食欲が戻りません」

つわりが治まり、食事をとれるようにはなってきたのですが、あまりお腹が空きません。お腹の子のことを考えて一応食べるようにはしていますが、少し食べると満腹な訳でも無いのにすぐ食欲がなくなります。子ども茶碗半分くらいのご飯と味噌汁2、3口で十分だと感じてしまいます。妊娠前はよく食べる方だったので、食が細いわけでもありません。栄養のことを考えて食べたくなくても食べている状況ですが、食事が苦痛になっています。やはり妊娠中は、食欲が無くてもある程度食べた方が良いのでしょうか。(30代・女性)

食べられるものを食べられるだけ、でOK

妊娠中だからと無理してもりもり食べる必要はないという指摘がありました。食べられるものを食べられる量だけ食べればよいようです。

無理して食べてもストレスになります。ママが食べられなくても、蓄えられた栄養で胎児は育ちます。体重減少や栄養不良を指摘されなければ、食べられるものを食べられる量でよいと思います。ただし、糖分・塩分の摂りすぎには注意してください。(看護師)

妊娠中だから毎日、3食もりもり食べなければならないということはありません。栄養素の豊富な食材を少しずつ口にするだけでも十分ですので、あまりストレスに感じないようにしましょう。(看護師)

鉄分・カルシウム・葉酸・亜鉛の不足に注意を

胎児の身体を作るのに必要な、鉄分・カルシウム・葉酸・亜鉛をしっかり補えるよう、工夫の仕方がアドバイスされています。

ただ、今後妊娠中期を迎えても摂取量が少ない状態が続くことで心配なのは「貧血」です。お母さんの体内の鉄分は、胎児に優先的に供給されるため、母体は貧血になりやすくなります。また、カルシウム・葉酸・亜鉛など胎児の身体を作るために必要な栄養成分は、常にお母さんが摂取する必要があります。これらを効率的に摂取するために、副菜や間食に取り入れていくと良いでしょう。(看護師)

鉄分は、ひじきやほうれん草などを副菜に、プルーンを間食に取り入れると良いでしょう。プルーンは1粒のカロリーも高いため食欲がないときのカロリー摂取にも役立ちます。また、カルシウムの多いヨーグルト・チーズなどを負担のない程度に間食に取り入れたり、亜鉛の多い煮干やアーモンドなどをつまむなども良いでしょう。(看護師)

葉酸は、水に溶けやすく熱に弱い性質があるため食事から常に摂るのは難しい栄養素です。そのため葉酸は、サプリメントからも 摂取するのが良いでしょう。(看護師)

妊娠中だからといって、たくさん食べなければいけないわけではないようです。食べられるものを食べられるだけ食べ、胎児の身体を作るのに必要な鉄分・カルシウム・葉酸・亜鉛などの栄養成分が不足しないよう、間食やサプリで補うようにとのアドバイスでした 。


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