副乳

2018/07/18

ワキの黒ずみとしこりが気になる…放っておいて大丈夫?

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

ワキの黒ずみとしこりが気になる…放っておいて大丈夫?

妊娠中に見られる変化に不安になる妊婦さんは少なくありません。今回の相談者さんはワキの黒ずみとしこりが気になると悩んでいます。病院を受診した方が良いのでしょうか。専門家からはどのような回答が寄せられたでしょうか。

妊娠中の症状についての相談:「ワキの黒ずみとしこりについて」

初めての妊娠で現在7ヶ月です。5ヶ月に入った頃から妊娠線の予防に保湿クリームを塗っており、まだ妊娠線は出来ていないのですが、ワキやデリケートゾーンの黒ずみが目立つようになりました。産後、このワキの黒ずみは元に戻るのでしょうか。また、両ワキ左右対象に副乳が一つずつ出来ており、それとは別に両ワキの付け根あたりにしこりがあります。押すと軽い痛みを感じるのですが、乳癌でリンパ節への転移の疑いがあるのでしょうか。妊娠して身体の変化が気になり始めてから気づいたため、妊娠前からあったのかどうかわかりません。(30代・女性)

色素沈着は自然に改善。レーザー等で治療も可能

ほとんどの色素沈着が時間はかかるものの自然に元に戻るようです。

妊娠中に起こる色素沈着は出産後、徐々に消えていきますので心配はいりません。これは妊娠中に急激に増加する女性ホルモン(プロゲステロン・エストロゲン)がメラニン色素の細胞を刺激するために起こるといわれています。出産後すぐに改善するわけではありませんが、徐々に薄くなり、妊娠前と同じ状態になっていきます。(看護師)

妊娠中は皮膚の薄い部分や擦れる部分に黒ずみが起こりやすく、一旦出来るとなかなか薄くなりません。ホルモンバランスの影響・メラニン色素の増量・肌の新陳代謝が悪くなる等が原因といわれています。ホルモンバランスが整うと自然に改善される場合もありますが、市販の軟膏やレーザーによる治療もあります。(看護師)

押して痛いしこりは副乳。乳癌の場合は痛みなし

押して痛みがあるなら副乳である可能性が高いようです。素人判断せずに担当医に相談するのが良いとの意見もありました。

ワキの下のしこりはほとんどの場合、「副乳」であることが多いです。稀に両ワキに2つずつ現れるケースもあります。左右対称に位置しているのなら、副乳である可能性が高いでしょう。副乳は押すと痛みを伴うことも多く、妊娠が進むにつれて副乳も発達し、つまめるようになることもあります。あまり気にして触ってしまうと炎症を起こし、痛みが強くなったり腫れたりすることもあるので注意が必要です。(看護師)

乳癌からの「リンパ性転移」の場合は、ワキの下にゴロっと触れ、痛みがないことがほとんどといわれます。ただし、これは素人では判断出来ません。一度担当医師に相談すると安心です。(看護師)

副乳は珍しいものではなく、妊娠中に気付くことが多く、日常生活に支障がなければ経過観察になります。膨らんできたり痛みが出たりするようでしたら医師に相談して下さい。妊娠中は乳腺が発達しますから、しこりが触れることもあります。痛みがあるなら乳腺の発達によるしこりと思いますが、これも医師に相談した方が安心でしょう。(看護師)

産後には改善が期待出来る色素沈着ですが、場合によっては軟膏やレーザー等で治療することも出来るようです。しこりは触り過ぎると炎症を起こすこともあるとのアドバイスもありました 。


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