シムスの体位

2018/07/23

お腹が大きくなってきた…妊娠中におすすめの寝る体勢は?

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

お腹が大きくなってきた…妊娠中におすすめの寝る体勢は?

妊娠中の寝る姿勢についての質問が寄せられました。右を下にして寝ていると右のお腹が痛くなってしまったようですが、痛みの原因やおすすめの寝る体勢について、専門家はなんとアドバイスしているでしょうか。

妊娠8ヶ月のプレママからの相談:「妊娠中の不安」

現在妊娠8ヶ月の主婦です。徐々にお腹も大きくなり、胎動を感じてきました。妊婦の就寝時の寝方についての質問です。ある日、右腹を下に横向きに就寝していたのですが、翌朝になると右腹だけ痛みを感じ、その日の午前中痛みが続きました。それから就寝時に不安を感じ、左腹を下に横向きで寝たり、仰向けで寝たりと方法を変えています。この痛みの原因はなんでしょうか。また就寝する際におすすめの寝方はどういった体勢でしょうか。(20代・女性)

赤ちゃんに押されて圧迫などの原因が考えられる

就寝後の腹痛について、考えられる原因がいくつか指摘されました。大きくなった赤ちゃんに臓器などが圧迫された可能性のほか、便秘や水腎症などが考えられるようです。必要に応じて医師に相談することが勧められています。

妊娠中期以降になると一気にお腹が大きくなるため、色々な場面で腹痛を経験することが出てきます。右向きで就寝後、お腹の右側だけが痛くなる症状は、赤ちゃんに押されて右腹部の筋肉や臓器が圧迫されたことが原因かもしれません。一時的なもので、姿勢を変えれてそれ以降痛みがない場合は様子を見て良いでしょう。(看護師)

しかし、寝る姿勢に関係なく痛みが起こる・痛みと同時にお腹がカチカチに硬くなる・胎動を感じないなどといった症状が起こるときには、別の原因の可能性があり緊急を要する場合もあります。(看護師)

他に考えられる原因としては、酷い便秘・逆流性食道炎・水腎症・切迫早産などがあります。その中でも水腎症は左右どちらかのわき腹・下腹部・腰・背中に痛みが起こることが多く、特に右側に多く見られると言われています。寝る姿勢に関係なく痛みを感じる場合には担当医に相談しましょう。また、痛みが起こった際にお腹の張りや胎動の有無なども一緒に確認するようにしましょう。(看護師)

「シムス位」で横になるのがおすすめ

妊娠中に比較的楽に休める姿勢「シムス位」について教えていただきました。

お腹が大きくなってくると仰向けの姿勢は辛くなると思います。横になる時はシムス位という姿勢があります。横になり、上にある膝を軽く曲げた姿勢が比較的楽だと言われています。右・左のどちらでもいいのですが、左を下にした方が大静脈やリンパ管の圧迫を避けられると言われています。この時にクッションを膝に挟んだり・腰を支えたり・抱き枕も使用するといいと思います。(看護師)

腰痛もあると思いますから、腰を冷やさないように楽な姿勢で休んでください。特に横になった時は胎動を感じやすいので、胎動が激しい時は姿勢を変えて様子をみてください。(看護師)

右側を下にして寝ていると右のお腹が痛くなるのは、赤ちゃんの重みで内臓などが圧迫されている可能性が考えられるようです。水腎症、切迫早産などを疑わせる症状がある場合は、医師に相談することが勧められています。お腹が大きくなったら「シムス位」で寝ると比較的楽だとアドバイスがありました 。


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