睡眠トラブル

2018/07/31

電気を消すと怖がって眠れない8歳児…どうすれば克服出来る?

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

電気を消すと怖がって眠れない8歳児…どうすれば克服出来る?

夜寝る時は電気を消した方が良いといわれますが、暗闇を怖がる子どもは少なくありません。今回は8歳の女の子についての相談です。暗くすると怖がって眠れず、寝た後に電気を消すと、夜中トイレに起きたときに、怖くてひとりでは行けないようです。何か良い方法はないのでしょうか。専門家に聞いてみました。

8歳児のママからの相談:「暗いと眠れない時の対処法」

8歳の娘は暗いと寝ることが出来ません。少しでも暗くすると「怖いから」と言って寝てくれません。寝る時に本を読んだり、間接照明を設置したり、添い寝したりと色々試しましたが、やはり暗いのを怖がります。電気をつけたままならすぐに寝入って朝まで熟睡出来るので睡眠不足にはなっていません。寝た後に電気を消すとトイレに起きた時に一人で行けないため、必ず付き添っていますが、小さい頃から変わらないので心配です。どう対応すれば良いでしょうか。(30代・女性)

質の良い睡眠をとるには真っ暗が理想的。間接照明で慣れさせて

成長のためにも真っ暗な中で眠るのが良いようです。

睡眠時は照明を消して暗い状態で寝るのがもっとも良いとされます。特に成長期は寝ている間に「成長ホルモン」が分泌され、成長を促します。成長ホルモンが十分に分泌されるには睡眠の時間と質が重要です。睡眠を促すホルモン「メラトニン」は寝る時に目に光が入ると分泌が抑制され、質の良い睡眠がとれなくなります。(看護師)

大人でも暗い部屋で寝るのが苦手な人はいますが、子どもにとって睡眠は大切で、特に暗い部屋の方が良い睡眠をとることが出来るといわれます。子どもは真っ暗な部屋を怖がるため間接照明は良いでしょう。お子さんの目に触れない場所に落ち着いたオレンジ系の照明を置きましょう。(看護師)

不安やストレスが原因かも。不安を解消しトイレも明るく飾って

不安やストレスが原因のこともあるようです。トイレを明るくするのも良いとの声がありました。

理想は真っ暗な状態で寝ることですが、まずは上からの照明は消し、間接照明のみで眠ることを目指しましょう。いきなり間接照明にすると目が慣れるまで暗く感じます(明暗順応)。 徐々に照明を暗く出来るものを選びましょう。(看護師)

暗いと眠れない子どもの中には心にストレスや不安・恐怖を抱えている場合があります。怖い夢や学校でのストレス等あれば、日頃からコミュニケーションを十分にとって不安を解消してあげましょう。まずは暗い環境に慣れること・不安を解消することに集中しましょう。夜のトイレは次のステップと考え、無理に自律を促したり不安を煽るのは避けましょう。(看護師)

寝る前の儀式や準備も重要です。寝ることに不安を抱えている子どものための本もあります。読み聞かせの本選びも工夫しましょう。大切にしているお人形やタオル・毛布などがあれば「みんなと一緒に寝ようね」と一つずつ枕元に準備して安心する環境を作るのも良いでしょう。(看護師)

夜中のトイレは廊下にセンサーライトを設置すると良いでしょう。よりトイレに近い部屋で寝るという手もあります。トイレにお子さんの好きなぬいぐるみを置いたり可愛いイラストを飾る等、行きたくなる工夫をして下さい。成長とともに乗り越えていけると思います。(看護師)

寝る前の儀式を見直すのも良いようです。ワンステップずつ進めるのが良いとのアドバイスがありました 。


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