薬(処方薬・市販薬)

妊娠初期の風邪、服用できる市販の薬ってあるの?

病院を受診する際に妊娠の有無を聞かれることがあります。その理由の一つは、薬には妊娠中に服用できないものがあるからです。妊活中の女性からの質問に産婦人科の看護師さんたちの答えは。

妊活中の女性からの質問:「妊娠の可能性がある時に市販の風邪薬は服用できますか?」

妊娠を希望しているので、薬の服用を避けています。まだ妊娠は確定していませんが、もし妊娠しているとしたら現在妊娠5週目頃になると思います。先週から風邪をひいているのですが、一向に治らず体調が少しずつ悪化しているようです。妊娠中でも服用できる市販の風邪薬はありますか。それとも、病院を受診しなくては駄目でしょうか。まだ確定していないのに受診時に妊娠しているかもしれないと伝える事が恥ずかしいです。(20代・女性)

まずは産婦人科で妊娠検査を。5週目なら結果も

妊娠5週目なら産婦人科で妊娠の有無を確認することができます。市販薬は胎児に悪影響を及ぼす場合がありますから、まずは検査を受けることが大事です。

5週目になるかもということは、生理は1週間ほど遅れているのでしょうか。だとすると、市販の妊娠検査薬でも結果が出るかもしれませんし、わからないから検査に行くのですから、病院に行っても恥ずかしいことはありません。(産婦人科看護師)
治療を受けるためには妊娠しているかどうかは大切な情報です。妊娠している場合は一般的に5週で胎のう(赤ちゃんが入っている袋)が、6週で心音が確認できると言われていますので、まず婦人科を受診されてはいかがでしょうか?(一般内科看護師)
市販薬は自己判断で絶対に使用しないで下さい。妊娠で胎児はまだ小さいにしても市販薬の薬は胎児に悪影響を及ぼしかねないのです。ですから、妊娠を疑うのであればまずは産科婦人科を受診する事をお勧めします。妊娠は何も恥ずかしいことではありません。確定はしていない状態でも妊娠5週目なら婦人科ですぐに妊娠の有無は確認できます。早めに受診して心構えを持つことの方が大切です。(一般内科看護師)

妊娠検査の結果をふまえて薬を処方してもらいましょう

産婦人科で妊娠検査を受ける際に、風邪の症状を相談するのもよいでしょう。産婦人科以外の病院を受診する際は、必ず妊娠の可能性について伝えましょう。

妊娠している場合とそうではない場合は薬の内容も変わってきます。もし妊娠していれば産科の先生から処方してもらう妊娠に影響の出ない薬を服用した方が良いからです。妊娠している可能性がある限り、ご本人の判断で市販薬を服用するのは危険です。(一般内科看護師)
婦人科で(妊娠検査時に)風邪の症状も相談すれば妊娠でも安心な風邪薬を処方してくれるはずです。(一般内科看護師)
妊娠を前提に薬を処方してもらったほうが、安心できるでしょうし、市販の薬でも、妊婦は注意などの表記がなければ、服用しても問題ありません。ただし、用法、用量を守って、2~3日くらいの短期間での服用にして下さい。我慢して症状が悪化するほうが、お母さんにも赤ちゃんにもよくありません。もし、産科以外の病院を受診されるのであれば、妊娠している可能性があることは、必ず伝えて下さい。(産婦人科看護師)

妊娠の有無によって服用できる薬の種類はかわってきますから、安易に市販薬を服用するのは危険です。また、産婦人科で妊娠検査を受けてみましょう。


2015/05/26

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