出血

アレルギー性結膜炎の目薬、妊婦が使用してもOK?

妊娠中はお腹の赤ちゃんへの影響を考え、薬の使用に関しては気を遣うものです。アレルギー性結膜炎で市販の目薬を使用しているが、妊娠中でも使用して大丈夫かという相談に対し、看護師さんたちのアドバイスとは。

妊娠中の目薬の使用についての相談:「妊娠中、アレルギー性結膜炎の目薬は使える?」

現在妊娠36週の妊婦です。アレルギー性結膜炎のため、埃や乾燥や前髪が目に入ったりするとすぐに目が痒くなり、妊娠前は市販の目薬をさしていました。しかし妊娠してからインターネットで調べると、目薬も薬なので医師に相談してからがよいと書いてあり、目薬は使用せず水で目を洗うなどしてしのいでいました。やはり、妊娠中に目薬を使用することはよくないのでしょうか。(30代・女性)

目薬の種類によっては注意が必要

通常の涙の成分に近い目薬であれば、ほとんど問題はないようです。しかしアレルギー性結膜炎で使用する目薬の場合、ステロイドが含まれていることが多いため、医師に確認してから使用した方がよいでしょう。

一般的に目薬やシップなどの外用薬は、内服薬に比べ赤ちゃんへの影響が少ないと言われていますが、成分にもよります。アレルギー性結膜炎の目薬はステロイドが含まれている可能性があるため、使用しても大丈夫か主治医に聞くのが安全でしょう。医師が妊娠中は使わない方がよいと判断した場合は、非ステロイドの痒み止めの目薬を処方してもらうようにお願いしてみましょう。(呼吸器科看護師)
目薬は局所にわずかの量しか使わないので、涙に近い成分のものなら市販の目薬でも問題ありません。しかし、結膜充血などに使用される抗炎症作用のある目薬の中には、プラノプロフェンという成分が入っているものがあり、妊婦さんの場合、安全性が確立されていないことから妊婦への使用は治療上の有益性が危険性を上回る場合にのみ使用することとされています。アレルギー性結膜炎ならプラノプロフェンの入った目薬を使用することがあるかもしれないので、使う前に医師に相談してよく確認するようにしてください。(産科看護師)

目の洗いすぎには注意して!

目はあまり頻繁に水で洗うと、乾燥してしまうこともあります。また出産後赤ちゃんに結膜炎を移してしまわないよう、今のうちにしっかりと治療しておいた方がよいでしょう。

アレルギー結膜炎の原因によっては、流水で頻回に目を洗うことは目を乾燥させて逆効果になることもあり、目にとってはあまりよい方法とはいえないかもしれません。(内科看護師)
市販薬は胎児への影響を考えた薬ではないですし、目薬も体内に吸収されれば行き着くところは同じです。また出産後、手についた結膜炎の菌が赤ちゃんに移ってしまう危険もあるので、今のうちにきちんと眼科の処方薬で治しておいた方がよいですよ。(内科看護師)

通常の目薬と違いアレルギー性結膜炎の場合、やはり病院を受診して処方してもらった方が安心なようです。妊娠前に使用していた薬があるならそれを持参し、使用しても問題ないかどうか医師に尋ねてみてもよいでしょう。


2015/05/28

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