昼寝

2015/05/31

子どもの昼寝、どうしたら卒業できるの?

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

子どもの昼寝、どうしたら卒業できるの?

子どもの成長には充分な睡眠が欠かせませんが、昼寝のタイミングにより夜間の睡眠リズムが乱れてしまうことがあります。夕方の昼寝を避けるためにはどうしたらよいかと悩むママに対し、看護師さんたちはどのようなアドバイスをしているでしょうか。

ママからの相談:「子どもが昼寝を卒業するためのコツを教えて下さい」

幼稚園に通う娘は、私が夕食を作っている間にテレビを見ながら寝てしまいます。寝始めに起こすと機嫌が悪くなり泣きやまなくなるので、少し寝かせておこうとすると、今度は1時間以上眠り、夜の就寝時間が遅くなってしまいます。昼寝をさせないようにすれば、20:00頃に就寝できてちょうど良いのですが、ずっと相手をしていなければならず難しいです。家事をしながらでも子どもを昼寝させないコツを知りたいです。(40代・女性)

幼児期の成長には、まだ昼寝が必要です

幼稚園では、小学校入学に備えて睡眠リズムを整えるため昼寝の時間がありませんが、幼児期の成長や体力の回復には睡眠が欠かせません。個人差はありますが、まだ無理に昼寝を卒業しなくてもよいでしょう。

幼稚園では昼寝の時間がありません。それは、起きている時間が長くなる幼児期に昼寝をさせると、夜間の寝つきが悪くなったり寝不足傾向になること、小学校入学に向けて昼寝が習慣にならないように、という理由からです。しかし、幼児にとって睡眠は、成長に必要なホルモンの分泌を活発にしたり、記憶力や学習能力を向上させるために必要です。また、昼寝をしない子は情緒的に不安定になるとも言われています。(産科看護師)
幼稚園に通っているならば、まだ昼寝を卒業するのは早いでしょう。昼寝をすることで体力を回復しているので、それを無理に起こしておくのは成長にもあまりよいことではありません。昼寝をする子としない子には個人差がありますが、遅い子では小学一年生になっても環境の変化で疲れて昼寝をする子がいるものです。昼寝は昼の時間帯にし、添い寝をしなくてもよいように一人の布団で寝る習慣もつけられるとよいでしょう。(内科看護師)

夕方の昼寝を避けたいなら、料理のお手伝いをしてもらっても

夜間の就寝時間を遅らせないため夕方の昼寝を避けたいなら、お子さんにお手伝いしてもらい、一緒に夕飯作りをしてはどうでしょうか。また、もし寝てしまったら、レム睡眠のタイミングを狙って起こすとよいでしょう。

できるだけ昼寝をさせてほしいと思いますが、やはり夕方の昼寝は就寝時間を遅らせ、夜間の睡眠時間が短くなってしまいます。夕方の昼寝を避けたいならば、お子さんと一緒に夕飯作りをしてはどうでしょうか。簡単なお手伝いで、野菜を洗ったり、具材を混ぜたり、ハンバーグをこねたりと、女の子なら料理に興味を持つでしょうし、自分が作ったご飯ならよりおいしく食べられると思います。(産科看護師)
もし寝ているところを起こすなら、寝ながら身体を動かしているレム睡眠のときにしましょう。子どもも大人と同じように、レム睡眠とノンレム睡眠を繰り返していますが、ノンレム睡眠のときに起こすと、寝起きの機嫌が悪くなったり、ボーっとしたりします。(産科看護師)

幼児期の子どもの成長には睡眠が欠かせないので、無理に昼寝を卒業する必要はありません。しかし昼寝のタイミングによっては夜間の睡眠時間に影響を与えることもあるので、夕方の昼寝を避けたいときは、料理のお手伝いをしてもらうなどの工夫しましょう。


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