好き嫌い

子どもの好き嫌い、どうやって栄養を摂らせればよい?

嫌いなものを絶対に食べない子どもについて相談がありました。食事量が少なくなることや栄養の偏りについて心配しているようですが、専門家は何とアドバイスしているでしょうか。

1歳児のママからの相談:「子どもの好き嫌い対策について」

子どもが嫌いな物を絶対に食べないので困っています。野菜は、にんじん、じゃがいも、トマトぐらいしか食べません。肉は挽肉以外食べません。口に入れても吐き出すのでどうしようもできません。今までは栄養バランスを考えて食事を作っていましたが、嫌いなものは残すので全体的に食べる量が少なくなってしまい、後でお腹が空くのではないかと心配になりました。そこで、おかずを好きな物だけにするとしっかり食べてくれたのですが、栄養の偏りも心配です。子どもにどうやって栄養を摂らせると良いのでしょうか。(30代・女性)

今は無理に食べさせなくても大丈夫

小さいときは野菜を嫌うことが多く、多くの場合成長とともに改善されるため、今は心配したり無理に食べさせたりする必要はないようです。

にんじん、じゃがいも、トマトを食べてくれるだけでもすばらしいです。食べたときはたくさん褒めてあげましょう。子どもで野菜を嫌わず食べてくれるほうが珍しいことです。(看護師)
子どもの食事は味付けも薄めに作るため、野菜の食感や味が露骨に感じられてしまいます。また、乳幼児期の子どもの中には、味覚・嗅覚・口腔内の感覚が敏感で、食べたことのないものや一度嫌と感じたものに対して抵抗感を感じる子もいます。(看護師)
小さい頃の好き嫌いは成長とともに改善されることが多いので、嫌いなものを無理に食べさせなくてもよいかと思います。無理に食べさせようとすると、トラウマやストレスになってさらに抵抗します。現在は違うものでも栄養は摂れますから、成長曲線を下回っていなければ心配しなくてもよいでしょう。(看護師)

楽しく食事ができるよう工夫を

野菜を粉砕して料理に混ぜるほか、食べたらたくさん褒める、盛り付けに工夫する、一緒に料理する、大人が美味しい美味しいと言って食べるなど、楽しく食べてもらうための方法がたくさん提案されました。

野菜ジュースや野菜ゼリーで補充したり、果物を食べさせるのも良いでしょう。今は、食べられるものを伸ばし、食べたらたくさん褒めてあげることが重要です。(看護師)
食べさせたいのでしたら、野菜はミキサーで粉砕して、スープ・カレー・ハンバーグなどに入れてみてください。手間がかかりますが、お子様ランチやキャラ弁のように盛り付けてみてください。食べないものがあっても無理せず次にチャレンジしてください。お子さんに野菜を洗ってもらったり、一緒にハンバーグを丸めたりして、料理に興味を持つようにしてください。(看護師)
大人が美味しい美味しいと言って食べると、自分も食べてみようかなという気持ちになりますし、楽しく食事することが大切ですから、長い目で見ながらやってみてください。(看護師)

好き嫌いは成長とともに改善されることが多いため、今は無理に食べさせなくてよいという指摘がありました。食べたら褒める、かわいい盛り付けにするなど、食事を楽しく感じられるよう工夫するとよいようです。


2018/08/05

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