妊娠線

胸やお腹にできる妊娠線、どうすれば予防できるの?

妊婦さんの悩みの一つが、大きくなる胸やお腹にできる妊娠線です。現在行っている対策に効果があるのか不安に感じる妊婦さんから、おすすめの商品や効果的な予防法について相談がありました。看護師さんたちはどのように答えているでしょうか。

妊婦さんからの相談:「安価な商品でもできる、効果的な妊娠線対策を教えてください。」

妊娠5カ月を過ぎて、胸が大きくなり、お腹も少しずつ前に出てきたので、妊娠線ができないように気をつけています。妊娠線専用のクリームを塗ってマッサージしているのですが、きちんと効果があるのか不安です。また、妊娠線予防クリームは数多く販売されていますが、おすすめの商品はありますか。妊娠線予防クリームは結構高価なので、できれば安価な商品でも効果的に妊娠線を予防できる方法があれば教えてください。(20代、女性)

妊娠線を予防をするため、急激な肌の伸びを抑えることが大事。

急激な肌の伸びや肌の弾力不足が、妊娠線の原因になります。急激な体重増加を防ぐことで皮膚の伸びを抑え、腹帯などで皮膚のつっぱりを予防すると良いでしょう。

妊娠線の原因は、急激な皮膚の伸びや、妊娠中に分泌されるホルモンがコラーゲンの生成を抑えてしまうため、皮膚の皮下組織の弾力が失われてしまうことなどで起こります。時間の経過で薄く目立たなくなりますが、一度できると消えることはありません。しかし、早期から積極的にお手入れをすれば、ひどい妊娠線が残るケースはあまりありません。(産科・婦人科看護師)
妊娠線予防のためには、急激な体重増加を防ぎましょう。普段の家事以外にも、散歩や家でもできる軽い体操やストレッチなどで、徐々に身体を動かすようにしてください。ただし、お腹が張る時、体調が悪い時は無理しないでください。間食は控え、3食のご飯でバランス良く栄養を摂りましょう。また、皮膚のつっぱりを予防するため、腹帯や妊婦用ベルトで腹部を固定してください。(産科・婦人科看護師)

乾燥対策のクリームも塗りましょう。

乾燥が進む入浴後に、お腹やバスト、太ももなどをクリームで保湿しましょう。肌に合っていれば、高価なクリームでなくても構わないようです。

私の個人的なおすすめとして、ニベアのクリームをご紹介します。昔から乾燥予防や皮膚のひび割れに効果があると愛用されているクリームです。子供にも使用できるよう必要最小限の材料しか使用していないので、敏感肌にもおすすめです。入浴後は乾燥が進むので、入浴後すぐにクリームを塗るようにするのが一番良いでしょう。オリーブオイルも有効と言われていますが、アレルギー体質の方は時々かゆみが出るので注意が必要です。(一般内科看護師)
お腹以外にも妊娠線はできるので、お腹周りを中心に、バスト、ヒップ、二の腕や太ももなど、妊娠線の出やすい部分にクリームやオイルを塗ってマッサージしてください。皮膚のかゆみや乾燥がなければ高いものでなくてもよいでしょう。かゆみが出てきたら主治医に相談して、かゆみ止めの軟膏を処方してもらってください。(産科・婦人科看護師)

肌の急激な伸びを抑えるため、体重増加に気をつけましょう。皮膚の乾燥を防ぐために、入浴後はお腹やバストなどにクリームで保湿してください。肌に合っていれば、高価なクリームでなくても構わないようです。


2015/05/31

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