妊活の基礎

2018/08/27

元々痩せっぽちな私…痩せている女性は妊娠しにくいの?

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

元々痩せっぽちな私…痩せている女性は妊娠しにくいの?

元々痩せ型の女性から、体重と妊娠の関係について質問がありました。痩せていると妊娠しにくいのかどうか、専門家の意見を聞いてみましょう。

妊活についての相談:「痩せていると妊娠しにくいのか」

私は子どもの頃から31歳くらいまでとても痩せていました。ダイエットをしていたわけではなく、元々痩せっぽちで、さらに仕事が忙しいなどのストレスが原因で35kgまで落ちたことがあります。その時は努力して41kgくらいまで戻しました。痩せすぎても生理が止まったことはありません。結婚して遠方に引っ越すことになったので仕事を辞めてからは体重は標準的になったのですが、痩せていると妊娠しづらいのでしょうか。(30代・女性)

痩せているから必ずしも不妊というわけではない

痩せていること自体が問題なのではなく、女性ホルモンが安定しないことが問題だという指摘がありました。痩せていても、基礎体温がしっかり分かれている場合はホルモンが安定しているということですので、まずは測定してみるようアドバイスされています。

痩せているから不妊というわけではなく、急激な体重減少はホルモンバランスが乱れる原因になり、黄体機能が低下し、生理不順や無排卵のリスクが高まり、結果、妊娠しにくい身体になります。かといって太っていればよいというわけではなく、肥満の方も妊娠しにくいと言われています。(看護師)
女性ホルモンを安定させるためには、体温が重要です。冷え症の場合、女性ホルモンが安定せず、生理不順や妊娠困難を起こしやすくなります。ただ、体温が低めであっても、基礎体温がしっかり低温期・高温期を示し、その差が0.3度以上になる場合は、女性ホルモンが安定していると見ることができます。(看護師)
妊娠をお考えであれば、まず基礎体温を測ってみるとよいでしょう。痩せているから必ずしも不妊になるというわけではありませんので、あまり心配しすぎないようにしましょう。(看護師)

標準体重を意識して維持しよう

妊娠しやすい身体づくりの一環として、BMIを計算して標準体重を意識し、体重の急激な変化に注意することが勧められています。

元々痩せ気味の方もいらっしゃいますが、標準体重を維持することは妊娠しやすい身体作りのひとつになります。まずはBMI(肥満度指数)を計算してください。体重(kg)÷{身長(m)×身長(m)}で18.5~25未満が正常範囲になります。標準体重は身長(m)×身長(m)×22で計算できます。この値を大幅に上回ったり、下回ったりしていなければ心配ないでしょう。(看護師)
2015年の文科省の調査によると、30代女性の平均身長は約158cm、平均体重は約51kgという結果がでています。痩せすぎても生理が順調にきていたのは幸いですが、体重の急激な変化には注意してください。(看護師)

痩せているから不妊ということではなく、大切なのは女性ホルモンのバランスだと指摘がありました。ホルモンバランスが安定しているかどうか、基礎体温を測定することが勧められています。同時に、妊娠しやすい身体づくりのため、標準体重を維持するよう意識し、体重の急激な変化に注意するとよいようです。


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