対処法

2015/06/02

妊娠初期のつわりでまともに食事ができない…その対策は?

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

妊娠初期のつわりでまともに食事ができない…その対策は?

個人差のあるつわりですが、食べられなくて悩むケースは珍しくありません。食事ができず、体重が減少してしまったという相談者さんに、看護師さん達がアドバイスしています。

妊婦さんからの相談:「つわりが酷くて困っています」

初めての妊娠で、つわりが酷いです。電車とバスを利用して通勤をしていますが、すぐに気持ち悪くなり、10分も乗り物に乗っていられません。食べ物を一切受けつけず、空腹になった時に食べると、少量でもすぐに吐いてしまいます。水分は摂っていますが、気持ち悪い時は全く飲めません。つわりが少しでも軽くなる方法はありますか。体重も約3kg減ってしまったので、お腹の子に影響しないかが気になります。(30代・女性)

妊娠初期のつわりについて

つわりは主に妊娠初期にみられる現象で、安定期に入るまでに徐々に軽くなっていくケースが多いようです。

つわりの原因は、ホルモンバランスが変調するため、妊娠によって体内が酸性になるため、ストレスのためと考えられています。個人差があって、妊娠初期から始まり、安定期に入ると落ち着くものや、妊娠後期まで持続する場合もあります。まずはストレスをためないことです。妊娠中は何かと不安になったり、些細なことでイライラしたりします。妊娠したから、食べなければという思いもストレスになります。(産科・婦人科看護師)
妊娠初期は体重が減っても胎児には影響がないので大丈夫です。一応妊娠中でも内服可能な胃薬を内服する人もいますが、それも妊娠中のつわりにはほとんど効果がありません。公共交通機関を利用するなら、人がいない時間帯に早めに通勤するなどし、時間にとらわれずに食べられるものをなるべく食べるようにして、対処していくしかない辛い時期です。安定期に入るとほとんどの人は落ち着くのでそれまでの辛抱です。(一般内科看護師)
酸っぱいものや甘いものなど今は自分が食べられる物を無理のない範囲で食べるようにするだけでも赤ちゃんは育つので大丈夫です。(一般内科看護師)

少しでも食べられるようにするには

小分けにして食べる、食べ物のにおいを抑える工夫など、少しでも栄養を摂るために以下のアドバイスを参考にしましょう。

妊娠初期であれば母体に蓄えられた栄養でも胎児は育つので、急激な体重減少がなければ無理に食べる必要はありません。食べられる時に食べたいものを摂るようにし、身体をアルカリ性にするために、野菜や果物を摂るように心がけましょう。茹でた野菜を冷凍しておくといつでも食べられ、栄養もとれます。果物、野菜ジュースやゼリーなどをストックしておくのもよいと思います。(産科・婦人科看護師)
クラッカーや小さいおにぎりや果物などを目につく所に置いておくと、自然に手が出ます。食事は、一度にたくさん食べられない場合は、数回に分けて食べるといいでしょう。においはつわりを誘発させるため、食べ物は一旦冷ましてからお召し上がりください。料理する時はマスクをすると、においが軽減されます。(産科・婦人科看護師)
一日の中で少しでも自分の時間を作ってリラックスしてください。このまま体重が減っていくと、点滴を勧められることもあるかもしれません。赤ちゃんにも必要な栄養剤の点滴ですから、安心してうけてください。(産科・婦人科看護師)

食べられる時に少量でも栄養を摂るようにして、安定期までの期間を乗り切ってください。


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