かんしゃく

2018/09/08

反抗的な2歳半、感情的にならず注意する良い方法は?

この記事の監修/執筆

専門家監修記事(Q&Aコメント)

反抗的な2歳半、感情的にならず注意する良い方法は?

言うことを聞かない2歳半についての相談です。感情的に怒鳴ったりしたくないというママに対し、専門家はなんとアドバイスしているでしょうか。

2歳児のママからの相談:「注意の仕方」

2歳半の息子がいるのですが、言葉を出し始めた頃から私に反抗的になり、本を踏んだり叩こうとしたりするので優しく注意すると「あぁ?」と威嚇したり泣いたりして言うことを聞きません。「〜しようね」や「〜するとかわいそうだよ」と言ったりするのですが、全然やめてくれず、私がイライラして大きな声で注意するまでやめてくれません。感情的になってはいけないとわかってはいますし、私が怒鳴ったりすればいずれ息子もそのような人間になってしまうので、別の方法で注意をしたいのですが、全く進展がありません。泣かれると私が悪いことをしていると感じるので余計に辛くストレスになります。何か解決方法がございましたら是非お聞きしたいです。(30代・女性)

「イヤイヤ期」は自立への大切な時期

イヤイヤ期の到来ではないかと指摘がありました。かんしゃく時の対応についてもアドバイスされています。

イヤイヤ期がやってきたのではないでしょうか?この時期は何でも嫌がり、かんしゃくを起こして大人を困らせますが、自我が芽生え、自立していくための大切な時期です。お子さんは伝えたいことがあるのに、どう表現していいか分からないのです。(看護師)
手をつけられないくらいかんしゃくを起こしたら、危険物を取り除いて離れた場所から見守ってみてください。大きな声で怒ると逆効果の場合もありますから、しばらく様子をみて、落ち着いてきたら抱きしめて「何がしたいのかな?これは嫌なの?」とお子さんの気持ちを聞きだしてください。(看護師)

「選択」と「共感」で乗り越えよう

自分をコントロールできなくなっている子どもを落ち着かせる接し方を具体的に教えていただきました。

イヤイヤ期を乗り越えるためには「選択」と「共感」が重要です。イヤイヤ期の子どもは何をするにも「イヤ」と言います。これは、自分の欲求をコントロールする前頭葉が未発達なため、感情をコントロールして選択することができないためです。(看護師)
何かをさせたいとき、しなければならないときは、本人に選ばせることが大切です。「行きたくない」と言えば「じゃあ行くのやめる?」と逆の選択肢を提示すると「行く」と言うことがありますし、服を着るのを嫌がるときは「自分でやってみる?」「じゃあこっちの服とこっちの服どっちにする?」など、自分で選択することで積極的になることがあります。(看護師)
伝えきれない感情を代弁してあげることがとても重要です。「本がかわいそうね」と教えることも大切ですが、叩こうとした子どもの感情をまず代弁し理解しているということを伝えることが大切です。「やりたくなかったのね」「悲しかったのね」など、感情を言葉にしてあげると良いでしょう。そして、気持ちが落ち着いてから「なぜそうしてはいけないのか」を話してあげると良いでしょう。(看護師)

自立への過渡期である「イヤイヤ期」が来たのだろうと指摘されています。「選択」と「共感」で、自分をコントロールできない時期を一緒に乗り越えてあげるとよいようです。


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